春らしく暖かさも安定してきた今日この頃。
山形からも春の息吹が続々と届いてきております!
こちら、何だかわかりますか?
「うこぎ」という植物で、山形では家屋の垣根(いわゆる家のまわりを囲む塀の役割をするアレです)に使われていたりするそうなのですが、、料理監修をしているN氏曰く
「山形のおばちゃんが、家先で井戸端会議しながら生垣の“うこぎ”をつまんで食べてるのをTVで観た」
と衝撃の発言。。
うそ〜〜?!それはいくら何でもナイんじゃないの?と思って、、
摘んだままの(写真左)と、茹でたの(写真右)を用意して、いざ、実食!
生のうこぎさんは…“衝撃の苦さ”でした。。ほんのひとくち食べただけで私はム・リでしたので、いくら新芽とはいえもし本当に山形のおばちゃんが生でつまんで食べているならば…それは一体何のため?!謎は深まるばかりであります(健康には大変良い栄養素が沢山入っているそうですが)。で、茹でたほうは少々苦みは残るものの、食べられました。きちんとおひたしなんかにすれば美味しくなる可能性もある感じがいたします。
そしてそして(ここからが本題)!
こちらが当店にて『かき揚げ』にしてみた一品。
こ・れ・は・ウ・マ・イ♡
生で頂いた衝撃の苦みはどこへやら。サクサクッとした衣に包まれた軽やかなうこぎの味わいが春らしく、女性の片手を広げたくらいある巨大かき揚げですが、ぺろっと食べられてしまいます。
是非、ビールや日本酒などと共にご賞味ください!
続いてご紹介するのはこちら。
『鳥海うどの酢味噌がけ』。
うどはみなさまご存知かと思いますので、ちょっとこれで一品って量多くない?と思いますよね。
私も、こんなにこんもり“うど”だけ盛られたって困るでしょ…と思ったのですが、これがフレッシュな旬の味わいともなるとこんなに違うのか!と言う程、サラダ感覚でバクバク食べられてしまう味なのです。苦みも無く、酢味噌との相性もバツグンなので、この大盛りも納得。です。
ちなみにこのウドも、疲労回復や美容にも良くカロリーもほぼゼロという嬉しい一品。
新しい息吹を体内に摂り込みに、是非フクモリにいらしてください〜☆
こちら、我がキッチンスタッフの鈴木くん。が、ウドを持たされる、の図。