1/21（土）に第一回目を迎えた「OTO TABE OTO NOMI」。1/26（木）に第二回目を開催。今回は、フリューゲルホーン奏者のYUHKIさんと、ジャズピアニストの佐藤真也さんに出演していただきました。

 今回は平日の夜の開催ということで、前回とはまた少し違った雰囲気。奏でられるピアノの音も佐藤さんは力強く、YUHKIさんのフリューゲルホーンはメロディアスでした。比較的じっくりと“音を聴く”という姿勢で楽しまれている方が多いと感じました。

今回もご近所のワンちゃんが遊びに来てくださっておりました。17:00以降は愛犬と共にお食事を楽しんでいただけます。実は犬用のごはんもご用意がありますので、必要な方はスタッフまでお尋ねください。皆んなじっと静かに音を聴いておりました…！

OTO TABE OTO NOMIでメイン楽器として活躍しているライトアップピアノ。長らく使っていなかったものを急遽調律していただいたのですが、ピアニストの皆様からはアンティークな雰囲気があり良いピアノですねとお褒めいただいています。

「TONICA（トニカ）」というメーカーのピアノで、実は結構貴重なものなんです。現在は中古の世界で非常に人気の製品なのだそう。

このピアノの設計は、日本を代表するピアノ設計士である大橋幡岩氏。彼が浜松楽器製造所と技術提携をして生まれたのが「TONICA」です。当初から非常に人気が高いピアノだったものの、大橋氏の意向で量産体制が取られることはなかったため、現在も貴重な製品として認識されているのだとか。

「TONICA」については歴史が長いので、調べてみるとよりその貴重さが実感できるかもしれません。ピアノに興味がある方はぜひ。

さまざまな時代を見てきたであろう一台のピアノが、今このフクモリという場所でたくさんの演奏家の手によって音を奏でているということは、なんて素敵なことなのでしょうか。

なるべく多くの方に、このライトアップピアノを弾いていただけたら。そしてその音を聴く方が増えてくださったらと思います。

さて、長くなってしまいましたが次回の告知です。ジャズが二回続きましたが、来週はポップス。シティポップをお楽しみいただけます。また印象的な夜となりそうです…！

席が埋まってしまう可能性が高いので、ご予約はお早めにお願いいたします。