11月終わり、ぽかぽか陽気の中、
BEAMSクリエイティブディレクター青野賢一さんのお宅を訪れました。
手みやげは『フクモリ ごはんの友』(冬の詰め合わせ)。
そう、今回のお宅訪問の真意は…
「素敵な人におうちで『ごはんの友』を食べてもらっちゃおう」というもの。
青野さんは日頃からフクモリを大変懇意にしてくださり、
最近では選曲ユニット「真っ青」で"Thinking Of You" EP を発売したりと
何ともフクモリと関わりの深~い方。
なので勝手ながら、第一回目のゲスト(ホスト?)に選ばせて頂きました!
青野邸に到着。大きな窓からは自然光がたっぷり入ります。
眺めもよく気持ちのいい空間です。
お部屋には、年代も国籍もバラバラのものたちが無造作に置かれているんですが、
それでも自然と統一感があるのは、
青野さんの感性に響くものだけが集まっているからなんでしょうね。
撮るものが全て絵になってしまう青野家マジック…。
さあ早速、お料理のためキッチンにおじゃましまーす。
輸入食品に混じって、フクモリパッケージのお米も発見しました!
まずはじめにつくっていただくのは「納豆汁」。
これは庄内地方の郷土料理で、冬に身体を温めるために食べられているものです。
納豆って好き嫌いの分かれる食材ですが、青野さんは「大好き」だそうで、ひと安心です。
まずは、ベースとなるお味噌汁をつくります。
今回の具材は庄内の「オッキーなめこ」そして「庄内麩」です。
お出汁に具材を入れてコトコト…。
火が通ったら「納豆汁」を投入。
最後に、お味噌を入れて出来上がり。
お味噌汁をつくるのと作り方は大差ありません。
続いては、「しょうゆの実 肉みそ」
豚ひき肉をしょうゆの実と唐辛子で煮込んだ一品です。
これは湯煎で温めるだけなので、とーっても簡単です。
そして、「小鯛の味噌漬け焼き」もグリルに入れて焼いておきます。
「三元豚の粕漬け焼き」も、フライパンで焼くだけ。
これまたお手軽です。
庄内名物の「赤かぶ漬け」を取り出し、食べやすいように一口大に切っていきます。
山形名物の「おみ漬け」も一緒に盛りつけて…。
あっという間に完成の『フクモリ ごはんの友』オールスターズです。
料理が苦手な方でもまったく問題ナシ!
切るだけ、焼くだけで出来ちゃいました。
かわいらしい器にスタイリングされた『ごはんの友』たち。
お米「つや姫」はその名の通りつややかに炊けていて、
頬張った瞬間に新米の甘い香りが立ちのぼります。
まずは小鯛をひとくち。
「身が引き締まってますね。何もつけなくても味はしっかり、美味しいです。」
ちょっと焦げているのはご愛嬌?
続いて納豆汁。
……どうですか?
「見た目よりかはクセがなくて、意外にも納豆フレーバーはほのかです。」
納豆好きの青野さんにはお気に召していただけたようで良かったです。
さあ、庄内豚の酒粕漬け焼き。
ナイフとフォークで食べると何だか洋食みたい?
「酒粕の自然な甘さと香りにごはんがどんどん進みます。ごはんとの相性はナンバーワンかも!」
続いてもお肉のおかず。
しょうゆの実 肉みそ。
「あ、意外とあっさりですね。お魚と一緒に食べても強すぎないから合う感じ。
そぼろ好きなんでいくらでも食べれそう。」
揚げ麩の煮付けはいかがでしょう。
…しばらく無言の青野さん。お口に合わなかった?と心配になった瞬間
「いやーこれは大ヒットですね。甘辛くてとてもスキです。」
全部美味しかった~とのご感想をいただき、一安心。
それでは、スタッフと一緒にランチタイムです。
3人分を並べるとこんな感じに。華やかです!
3人でも1回の食事では食べきれません~。
保存がきくものばかりなので、
本来は何度かに分けて食べていただくのが良いと思います。
食後に丁寧に淹れていただいた珈琲も、喫茶店クオリティ。
いい空間といい音楽といい食事…。
仕事だということをつい忘れてしまったくらい豊かな時間でした。
青野さん、おじゃましました~&ごちそうさまでした!
たくさんの方に食べていただきたい
『フクモリ ごはんの友』の詳細はこちらに載っています。
-----------------------------------------------------------------------------------
青野 賢一(Kenichi Aono)
BEAMS クリエイティブディレクター
BEAMS RECORDS ディレクター
セレクトショップ〈BEAMS〉のクリエイティブディレクターとして、
ファッション、音楽、アート、文学などを繋ぐ活動を行う。
2010年には初の著作集『迷宮行き』(天然文庫/BCCKS)を発表。
雑誌『OCEANS』、『ROCKS』、
文芸誌『IN THE CITY』にてコラムを連載中。
また山崎真央(gm projects)、鶴谷聡平(NEWPORT)との
選曲ユニット「真っ青」としても活動し、
「すみだ川アートプロジェクト」「港のスペクタクル」(ともに2011年)にも出演した。