今日も朝から仕込みです。
おひたし用の青菜たち。
朝の光に鮮やかな緑と湯気が気持ち良さそうです。
こっちでは玉ねぎを…
こっちでは長ネギを…
フロアでは椅子たちが相方のテーブルの到着を待ってます。
野菜たちも家具たちもまだ完璧な態勢になっていなくて、スヤスヤムニャムニャ…眠っている感じ。
スタッフ皆が手を入れて、お客様に入って頂いて、これから徐々に彼らは目覚めることでしょう!
嵐の前の静けさ…となるか。
さて、そしてこの万世橋店から本格的にスタートするのが『タナフクモリ』。
馬喰町店では、階段脇の棚スペースで東神田周辺のお店やブランドを紹介していたタナフクモリですが、万世橋店ではそのスペースを店内に広々と拡張し、扱う雑貨の範囲も拡張し、『東』〜東神田、東東京、東日本、東北!〜というテーマで展開する予定です。
今回は東神田のドイツ雑貨店『マルクト』の店主としてもお馴染みの雑貨王子こと塚本太朗さんにご協力頂き、『東』にまつわる素敵な雑貨たちを集めたのですが、
その中でもひときわ目を引くのが、この子。
何でしょう?!
かなり、個性的な後ろ姿でありますが…
(ちなみに、後ろにフォーカスがかっていらっしゃるのが塚本太朗さんですが…)
赤毛の女の子?
いや、赤い頭巾をかぶった弁慶?
だるま??
果たしてフロントにまわりこむとその全貌が明らかにっ
じゃーーーんっ
猫に蛸。
ねこにたこって?
ネコにタコって…
こちらの人形は、山形県は米沢市に工房を構える『相良人形』で制作されている伝統民芸品。
その名のとおり、『猫に蛸』が乗ってるんです。
全て手作りなので微妙に表情も違いますし、このフォルムも顔も相っ当ーーー可愛い!!
そして意味不明ですが何だか福をもたらしそうなこの幸福感。
もう、ひと目見たときから私はこの子のト・リ・コ♡
山形……今まではその“美味しさ”を追求してきたフクモリですが、今回はこのタナフクモリをきっかけに、改めて山形県の工芸品や民芸品の素晴らしさを知った次第です。
こちらのblogでもご紹介はしていきますが、みなさまも是非、直接観にいらしてこの魅力に触れてみてください。
9月14日(土)、お待ちしておりますっ。