明後日19(木)に開催する、詩人・菅原敏さんの“ディナーショー”に先駆けて、詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』のご紹介をちょっと。
菅原敏さんのこの詩集は最初アメリカで出版され、その後、日本に逆輸入というカタチで入ってきたのですが、こちらのペーパーバック版はまさにそれを彷彿とさせるかのような、アメリカのペーパーバックにありそうなデザイン。
にしてもシンプル且つ素敵なデザインだなぁ〜…と思ったらそれもそのハズ、あの松本弦人さんがデザインしておりました!
そりゃ素敵なハズだ。で、デザインの素敵さはもちろんなのですが、やっぱり中身の詩がスゴイ。
ランボーとかギンズバーグみたいな詩人の詩も素晴らしいのですが、実際私は彼らが生きていた時代に生きていないし、彼らの国に生まれ、彼らの国の言葉でもしゃべっていないので、その詩から伝わるものはどうしたって100%理解できない=アタマで読むことしか出来ない。のですが、菅原敏さんのこの詩集は、彼のコトバが今リアルに私たちが生きている中で、こんな詩になり世界観になっている!とダイレクトに心響いてくれるところが嬉しい。
というか、
ナニコノカンカク?
というくらいかなり心地よく、ファニーで、優しく、ちょっと哀しげ。
そんな風に読むだけでも充分グッとくるのですが、これがご本人の朗読によって聴けるとしたら…
そこにはどんな世界が広がるんだろうか。。
楽しみです!!!
気になる方はまだ若干名お席ありますのでお問い合せください☆ http://fuku-mori.jp/bakurocho/b-event/4094.html