フクモリ万世橋店では、平日の夕方にワークショップを開催してくれる方々を募集しています!
そのワークショップに今回は参加してみました!
参加したのは、10月20日に行われた、「自分だけの毛糸玉を作ろう!栂瀬真ワークショップ」
今回の講師は栂瀬真(とがせまこと)さん。
栂瀬さんはフクモリ万世橋店の雑貨コーナーでも取扱いのある、「山形コースター」の作者さん。
山形市出身で、イタリアで修行の後、ニットのブランドを立ち上げ、現在は山形の蔵王で活動中です。
山形は昔から紡績工場が多くてニットの工業糸が有名なのですが、その工場から出る余り糸をつかって、オリジナルの糸や作品を制作しています。
色とりどりの山形コースターたち。
これ、複雑な地形を完璧に再現しているんですよね。
ぜひ手にとってみて好きな色を探してみて下さい♪
ワークショップが始まる時には、机の上に工業用の毛糸がたくさん!
まずは栂瀬さんによるレクチャーから。
ご自身の事、作品の紹介も詳しく。
極細糸1本で作ったバタフライモチーフのショールの美しい事。
ため息ものです。。。
そしてなんとニットで作った立体のコザトヘン。
なんでコザトヘン!?と会場も大盛り上がり。
明朝体の文字を立体で再現したくて、留めやはねの要素がすべて入っているのがコザトヘンだったそうです。
ピアスとかにしたら良いんじゃないかと思いましたが、いかがでしょう?笑
そして今日のワークショップメインイベント。
「毛糸玉をつくろう。」の説明。
テーブルにある工業用の細い糸を自分の好きな糸を5本くらい組み合わせて1本の糸として玉にしていきます。
撚らずに、ふわっと束ねる感じ。
撚ってしまうとまとまるけれど堅い糸になってしまうそうで、
それに、束ねる感じでつくった方が編んだ時にそれぞれの糸の色が活きるのだそうです。
「。。。という事は、糸の組み合わせが命よね。」
と前のめりになってしまう私に栂瀬さんの一言。
『組み合わせは、余り考え込まずに選ぶ方が予想外の美しさに出会えて喜びが大きいです。
皆さんつい今日来ている服と似た色に仕上げちゃうことが多いんですよね。
遊ぶには、これが好き!とか無難に同系色!とかのこだわりをいかに捨てられるか。
ですよ。』
と。なるほどぉー。ふ・・・深いっ。
いざ栂瀬さん指導のもと糸巻き実践!
5本の糸をまとめて巻器につけて左手を糸の支えに、右手で巻器のハンドルをくるくる回します。
これがかなり楽しい。くるくるくる。ずっと回していたくなります。
ちょっと左手をずっと上にあげてるのがキツい時もありますが、いい感じです。
ある程度巻いて手を止めた瞬間、皆の歓声が!
まとめた糸の何と美しい事。もうぜんっぜんバラバラで見た時と違うんです!
テンションあがります。「こだわりを捨てられるか」という栂瀬さんの言葉が沁みます。
糸を意外性のあるものも混ぜて吟味して皆、ひたすらくるくるくるくる。
くるくるくるくる。
くるくるくるくる。
皆さん目を輝かせつつ、眼差しは超真剣!簡単な作業だけれど夢中になれます。
大きな玉にして最後は糸を切って完成。
ふおぉー!楽しいっ。
大きな毛糸玉2つもできました!ちょっと欲張りなくらいです。
ひと玉だとセーターは編めませんが、セーターにフリンジをつけたり、という使い方でお手持ちのものにアレンジをつけて楽しめます。ポンポンを作ってアクセサリーにしても素敵。
最後はもう一つのお楽しみ、フクモリのデザートセット。
今回の人気は、だだ茶豆のロールケーキ。
美味しいんですよね〜、だだ茶豆のロールケーキ♪
最後に皆で記念撮影。
あっという間の2時間でした♪
そういえば、今回のワークショップは、雑貨で販売しているニットアクセサリーの「小山兼吉商店」の小山さんやフクモリ馬喰町店の目の前の店舗「Keito」のスタッフの方が参加してくれていました♪
栂瀬さんの注目度の高さに改めて驚きです!
最後にお知らせをひとつ。
栂瀬さんは11月下旬からフクモリ万世橋店の雑貨コーナーでフェアを開催いたします♪
バタフライモチーフの繊細なコサージュから華やかなストールかわいいニット帽まで。
その時にまたワークショップを開催してくれたりしないかなー。なんて思っていますので、
その時までお楽しみに♪