「羽ね生づる春」の夜。

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22日は『羽ね生づる春 小嶋佐和子×佐々木真里 DUO LIVE』を開催いたしました。


春分の日の翌日だからか、この日は日差しが柔らかくてライブタイトルの「羽ね生づる春」にぴったりな陽気。


早めにリハにいらした真里さんがスタッフと優雅に日向ぼっこを楽しんでおりました。



さて、「羽ね生づる春」という字面も音も素敵なライブタイトル。


このネーミングについて佐和子さんが紹介してくださいました。


『佐々木真里さんとは、シンガーソングライターの友人を介して知り合いました。


友人から「コジマさんも真里ちゃんに頼めばいいのに。羽が生えたみたいだよ」と


言ってくれた言葉が心に残っていたので、今回共演をお誘いしました。「羽」はそんな理由で。


春のイメージは、「石走る垂水(たるみ)の上のさわらびの萌(も)え出(い)づる春になりにけるかも 」(万葉集)から。』


というエピソード。ちょっとした会話なのに、とても表現が豊かでうっとりしますよね。



佐和子さんのきれいな歌声に真里さんが多彩な音色が寄り添って、


本当に羽が生えたような軽やかで柔らかいライブで店内は春満開でした。


今回のセットリストはこちら。


1st:
貝のふた
early bird
みしなる
窓の外は雨
C'est le printemps
どんなひと
悲しいのうた
lifetime
melodia
霧の花びら


2nd:
le papillon -ちょうちょう-
clock
夢で食べましょう(うどんの歌)
3月
Il pleut sur la grenouille -カエルの上に雨が降る-
Flower in the ice cube
Tonight
シャボン


アンコール:
港が見える丘


 


佐和子さんの旦那様、トガゼンさんも出演してくださり、とても贅沢なライブでした。


そんな中で「le papillon -ちょうちょう-」の動画をアップいたしました。


店内が春めいてひらひらと蝶が舞ったような空気を感じてみてください。



そして定食もライブのタイトルからイメージして、山形の春の素材を使った定食をご用意しました。



・桜美豚 山形三元豚のグリル 〜ハナブサ醤油のふきのとうみそ添え〜
・菜の花のお浸し
・つや姫 ごはん
・お味噌汁(わかめ・豆腐・万能ネギ)
・お漬物(おみつけ・柿大根)


お客さま、佐和子さん、真里さん、トガゼンさん、みなさまに定食よろこんでめしあがっていただけました!



佐和子さんと真里さんと演奏している間とても幸せそうで、一音一音を大切に奏でているのが印象的でした。


そんな二人を観て、生活や環境変化の多いこの季節、


何気ない一瞬を大事にしなきゃと改める時期だったりして、なんだかとても心に沁みるライブでした。