昨日は馬喰町フクモリ新年最初のイベント「はらかなこCAFE LIVE」でした。
イベント準備を終えてわくわくしながら、まかないを食べるフクモリスタッフたち。
今回のライブ定食は新春の「おめでたい」感じをイメージして、山形の山菜たちが主役。
山菜たちが何になったかは後ほど!
そして、いよいよ開演。
今日はフクモリに合わせてゆったり系の曲を多めにお送りいたします〜と和やかでリラックスモードな会場。
ソロライブ久しぶりで緊張します…と言いつつ全然そんな感じがしない、
ひとつひとつ丁寧な音色でピアノが高らかに歌うような演奏の数々…。
ピアノも嬉しいだろうな〜とうっとりしていたら、
「フクモリさんのブログに書いてあったのを読んで、
今ここにあるのはTONICAというピアノですが、以前ここにはとても愛されてた大正生まれのピアノがあったんです。」
とフクモリのピアノについて語り出すかなこちゃん。
「その大正生まれピアノの気持ちになって『またあいましょう』という曲をおととい作ったんです」と!
…やばくないですか。
この日のライブのために書き下ろしですよ。贅沢すぎる…。
フクモリとしても、ピアノとしても大変嬉しい演出に驚きつつ、かなこちゃんの心意気に感銘を受けました。
そんな初公開の『またあいましょう』映像をお送りいたします!
自然三大曲(森・雨・嵐)から始まった素晴らしい曲と抜け感がたまらないMCで瞬く間に無事終演。
【セットリスト】
1.星が降った夜は
2.いつかの帰り道
3.森からの風
4.雨のラプソディ
5.Haunted rhythm
6.またあいましょう
7.ひとりの夜
〜 休憩 〜
8.はじまりはここから
9.Brand new day
10.みんな笑顔で
11.かもめ
12.Mirror
13.舞台裏
14.夢をみながら
〜アンコール〜
15.サヨナラワルツ
16.またあいましょう
レインスティックやベル担当を突然お願いされても、快く楽しそうに一緒に演奏する優しいお客様と
かなこちゃんの明るく柔らかな人柄で包まれた温かく楽しいライブでした。
そうそう、山菜たちはこんな風になりました。
この日の御品書きはこちら。
・山菜の天ぷら 〜庄内塩添え〜 (こごみ・うるい・ふきのとう・たらの芽・行者にんにく)
・ミニ山形三色丼 (山形のだし・とろろ・肉味噌)
・やまがた芋煮
・お味噌汁
新春の喜びや少し早い春の訪れをを感じれる「おめでたい定食」にいたしました。
そこに、かなこちゃんが「おめでたい定食にわたしも何か添えたくって」と手作りのサイン入り箸置きを!
めでたさ5割増!な上に華やかでお客様も喜んでくださいました。
ミニ山形丼のうずらの卵のかわいい…と喜ぶかなこちゃん。
2/11(祝木)にはご近所の浅草BEARS TABLEでライブがあるそうなのでそちらもぜひ。
新春にふさわしい、幸先のよいライブをフクモリにどうもありがとうございます!
そしてご来場のみなさま、ありがとうございました。
ぜひ、またあいましょう☆
寒いですね…。
年明け暖冬で過ごしやすかったのに、今日は風も冷たくて背をちぢこめて歩く方がちらほら。
そんな寒さの厳しい時期に嬉しい2品が「今月のおすすめ」に仲間入りしました〜。
まずは「いろいろ山菜のアヒージョ」
うるい・ばんけ(ふきのとう)・こごみ・たらの芽・しめじ・マッシュルームなど
日によって中身が変わる山菜ときのこをオイル煮でお楽しみください。
そういえば、山形ではふきのとうのことを「ばんけ」と呼びます。
この「ばんけ」の苦味がオトナの味というか日本の春らしい味で今から春が待ち遠しくなります。
まだまだ寒いですが、ワインと一緒にあったかい山菜で春の気分を先取ってください☆
そして「揚げ出し豆腐」
山形の美味しいお豆腐に衣を纏わせ、お野菜と共に特製のだし汁につけました。
まさにじゅわっとふわふわなお味。寒い日にぴったりなあったかメニューです。
お酒のお供にもふさわしい1皿ですので、季節限定ドリンク「初孫」とぜひお楽しみください。
お酒と並べるとなんだか写真が居酒屋さんみたいになってますが…ごはんのおかずにもおすすめです。
寒い寒いと言いつつも、あったかいごはんを食べると幸せな気持ちになるのは、この時期の特権!
みんなで集まってぬくぬくあったかいごはんを食べて幸せを感じてくださいね☆
そうそう、この時期ならではといえば「新年会」。
馬喰町店&万世橋店ともご予約を承っておりますので、ぜひご利用下さい〜!
あけましておめでとうございます!2016年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初のイベントは1月20日(火)「はらかなこ CAFE LIVE」!ご予約絶賛受付中です。
さて、ここでみなさんにお知らせしたいことがあります。
フクモリにはもう欠かせない存在であるピアノ、そのピアノを年末に入れ替えを致しました!
ご存知の方もいるかと思いますが、フクモリのピアノは大正生まれ。(詳しくは7年前のブログにて。)
古いけど、素晴らしいアーティストとお客様に愛されて、スタッフに大切にされて、素敵なライブを演出してきました。
そんなピアノですが、ずっと調律してくださっている調律師の狩野さんから
「長く使い続けるなら、どこかのタイミングで長期的なメンテナンスを考えた方がいいかもしれないね。」
という言葉をよく掛けてもらっていたんです。
長期的なメンテナンス…うーん、ライブもあるし…うむ。。。と思い悩んでいました。
そんな中、2015年末にご近所のカフェ紅さんの閉店に伴い、ピアノの譲り先を探しているというお話を伺い、
見に行ってみるとフクモリにもぴったりハマりそうな茶色のピアノが。。。
紅さんからも「フクモリに置いて頂けるのであれば、ぜひ!ピアノも喜びます。」という言葉を頂きました。
とはいえ、大正生まれのピアノをどうするのか。
ピアノを譲ってもらうのはお断りしようか。2台置くのか…いや置けないなぁ。
と、頭の中で色々な案が錯綜している中、ここでも狩野さんに相談。
「やっぱりいずれは大きな調整を必要としていたピアノだからね。
いい機会かもしれないよ。今あるピアノは僕が引取って時間をかけて長期的に修理をするよ。
だからピアノをもらったらどうかな?」との提案を頂いたのでした。
今までフクモリのピアノには欠かせない存在の狩野さんにそんなお言葉をもらえてわたしも嬉しいし、
何より2台のピアノにとって最もいい嫁ぎ先を見つけてもらう事ができました。
そうしてカフェ紅さんからフクモリに茶色のピアノが到着し、
大正生まれの思い出がいっっっぱい詰まったピアノは埼玉にある狩野さんのスタジオに運ばれていきました。
大正生まれのピアノに携わってくださったアーティストをはじめ、お客様・スタッフ、みなさまに感謝いたします。
そして、紅さんから引継いだピアノをどうぞよろしくお願い致します!
ちなみに。
実は、このピアノには不思議な縁があったんです…!
狩野さんがピアノを見た瞬間に、
「TONICA!ははは!これ、僕の祖父が設計したピアノだ!懐かしいな~」と、ひと言。
聞いてみると、TONICAはピアノ業界がピアノメーカー各社を集めて作ったピアノで、職人手作りの日本製のピアノな上に
その設計をしたのは、狩野さんのお祖父さま!という驚きの事実!
すごくないですか?
小説が書けそうなドラマチックな展開で、このピアノはフクモリに来るべきピアノだったのだと実感しました。
そんなTONICAピアノのデビューは「はらかなこのCAFE LIVE」。
ピアノソロライブなので、フクモリのNEWピアノの音色をぜひぜひお楽しみに~。