昨夜のフクモリはいつもよりちょっぴり…アダルトで情熱的でいてクールな…『ブエノスアイレス・コネクション』が開催された夜でした。
東京ジャズ・タンゴ・アンサンブルと題された、日本を代表すると言っても過言ではないタンゴとジャズを演奏できるアーティスト〜バンドネオン奏者の北村聡さん（フクモリでは中島ノブユキさんとpianonaで何度か共演して頂いてますね）、ギタリストの鬼怒無月さん、コントラバス奏者の西島徹さん〜のみなさんの生演奏に加え、シークレットゲストとして登場したのが（てゆうか最初から登場してたけど）、パブロ・シーグレルさん！
知る人ぞ知る、かもしれませんが、あのアストル・ピアソラと10年間共演していたという凄いお方。ピアソラのピアニストとして活躍した後は、アルバム『バホ・セロ』でラテン・グラミー賞の最優秀タンゴアルバム賞を受賞されています。
と、説明が長くなりましたが、ご本人は至って気さくなジェントルメン。
実はパブロさんは昨年、バンドネオン奏者の北村聡さんとアルゼンチン大使館の志和さん達とご一緒にフクモリにお食事に来てくださっていて、その時にフクモリのピアノをほろ酔いでポロ〜ンと弾いて（店内は閉店間際でしたのでお客様は2~3人でしたが）、まーその音色といったらも〜うっとりでスタッフもとろけてしまう程セクシー☆で驚いてしまったのですが、その数日後にまた訪れてポロ〜ンと弾いてくださって閉店後の店内を甘〜い空気に包んでくれたということがあったのです（その時は情熱的な音色！というよりも優しく甘〜い雰囲気のものを弾いてくれてました）。で、この古いピアノを気に入っていただけたようだったのです。
そして今回、晴れて来日し、パブロさんに選ばれ命名された（？）東京ジャズタンゴアンサンブルの皆様と明日22日（水）浜離宮・朝日ホールにて来日公演。
この公演、お勧めします！（チケットまだ少しならあるとのこと）
パブロさん＆北村さん、鬼怒さん、西島さんの情熱的な演奏は、タンゴやジャズに精通する方はその素晴らしさを想像できるかもしれませんが、今までタンゴを聴いたことがナイという方も、あのパッション！是非体験してほしい。ホントに。
