一昨日の夜は、ブエノスアイレス・コネクション(vol.2)でした。
シークレットにしておきながら既にお察しの方も多かったと思いますが(vol.2なので当然といえば当然ですが…)、今回もまた、あのパブロ・シーグレルさんがスペシャルゲストでしょっぱなから登場!でした。
今回はトリオで、バンドネオンはフクモリでは既にお馴染みの北村聡さん、そしてチェロに村中俊之さん、そしてピアノはパブロさんという構成。
素晴らしい演奏でスタートしたのですが、今回は早々からちょっと(だいぶ…)ピアノの調子が芳しくなく、パブロさんをはじめ皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。。しかし途中から何とか(パブロさんが弾き方に気を使っていただいて)音色も踏みとどまり、以下12曲を熱演していただきました。
1. Michelangelo 70
2. La Fundicion
3. Alrededor del Choclo
4. Astor Place
5. Milonga del Adios
6. La Rayuela
7. Bajo Cero
8. Fuga y Misterio
9. Muchacha de Boedo
10. Chin Chin
Encore1 : Libertango
Encore2 : Elegia sobre Adios Nonino
もちろん、アンコールでは割れんばかりの拍手!!
私もいつしかピアノの心配を忘れて演奏に聴き入っておりました…。
タンゴは普段あまり生では聴いたことがないのですが、やっぱりライブの迫力とアツい演奏にはぐっと心を奪われずにはいられません。こんなにも感情を訴えるような音色や演奏は、情熱的な国だからこそ生まれ得たものなのだろう…と思ったのですが、パブロさんは(ピアノの調子が悪くても)至ってジェントルで温厚で(ついでに笑顔もとても素敵で)、ワビサビの国の人である北村さんと村中さんの演奏は、どこまでも情熱的だったのでした(お顔はクール)。
ご来店いただいた皆様(そしてご予約をお断りしてしまった皆様)、ありがとうございました!
タンゴ演奏はもうピアノを交換or完全修理しないと難しそうですが、またのご来店、心よりお待ちしております!
2011年10月 のアーカイブ
ブエノスアイレス・コネクション vol.2
2011年10月19日 水曜日イントキシケイト。
2011年10月17日 月曜日
届きました!
タワーレコードさんが発行しているフリーマガジン『intoxicate』。毎号隅々までチェックしたくなるような情報満載なのですが、前号は孤高のピアニスト、グレングールドが表紙でしたが(そういえば今月末からですね、あのドキュメンタリー映画が始まるのは!)今回の表紙は…
マイルス・デイヴィス!
外見も雰囲気も奏でる音楽もグレンとはまるで真逆ですが、人を惹き付ける魅力と才能に溢れていたという点では一緒ではないでしょうか。
没後もう20年だそうですが、一度でいいから生のライブを観てみたかったな〜…と、今だからこそ思いますが、
きっとタイムリーに観ていたとしてもその魅力はガキだった私には分かるまい。です。
きっとお酒の味を知った今だからこそ(そして歳も良い具合に重なったからこそ)、その音色にゆっくりと耳を傾けて楽しめるんだろうな。だとしたら歳を取るのも良いもんですね!
さて、このイントキシケイトにはフクモリの情報も掲載していただいています。今号では、11月23日(祝)に開催する堀聡さん&阿部海太郎くんのLIVE情報など。フクモリ店内に置いてありますので、ご自由にお持ちください〜。
ご来店、お待ちしております。