勤労感謝の日、フクモリではスパニッシュギタリストの堀聡さんと音楽家の阿部海太郎さんのライブがありました。
海太郎くんと言えば、何を隠そうこのフクモリにあるピアノを“フクモリに来る以前に弾いている”というご縁がある方。
いや、正確に言うと“このピアノがフクモリに来るきっかけを作ってくれた重要なひとり”であることは間違いないのです。この骨董ピアノがまだ秩父の骨董品やさんに在る時に、海太郎くんはその場に居合わせていて、弾いてるんですね〜…。
何だか不思議。そんな懐かしい頃の話は過去のブログでも少し触れております。
それはさておきライブのほうはと言うと、まず最初は海太郎くんの演奏から。
相変わらずの王子っぷりです。いつも通り帽子付きのスーツ姿で、ピアノと会話するかのように佇む後ろ姿。演奏は甘く優しく軽快で思わず口ずさみたくなるようなメロディー。女の子の心にキュンとくる感じ。。マイペースでおちゃめな可愛らしい(失礼!)MCなども含めてこれはきっと生まれもってのものだろうなぁ…と感じるので、私の中で密かに王子というあだ名なのです。
「ソロ演奏は久しぶりなので緊張します。」と言っていた演奏も勿論いつもの如くうっっとりでした。
続いて堀聡さんの演奏。堀さんの演奏をお聴きするのは三回目くらいなのですが、相変わらず素晴らしかった。すらっとしたスタイルと指先から奏でる音色は情熱的かつ爽やか!そしてカホーンとベースがリズミカルに優雅にその音色を彩ります。堀さんの演奏は、スパニッシュギターらしい情熱ときらきらと光る爽やかな空気を感じるので、気分はいつの間にか海を越えて遥かスペインへ。
途中、海太郎くんをお招きして堀さん&海太郎くんのトーク&演奏もありました。おふたりは、海太郎くんが手がけた花王ソフィーナボーテの楽曲で堀さんに演奏を依頼したり(これもピアノとギターバージョンで生演奏してくれました)、堀さんのアルバムでは海太郎くんがピアノを弾いていたり…と、互いをリスペクトし合う仲。会場は、そんな甘くやわらかい空気を持つふたりの王子のユルトークで癒されまくり。なひとときでありました。
お陰様でフクモリでご用意させていただいた秋の味覚の軽食(芋煮やはららごごはんに竜田揚げetc…500円〜)もほぼ完売!
秋(冬?)のうららかな休日の夕方に、まるでおとぎの国とスペインへタイムスリップしたかのようなひととき、またお送りできればなぁ〜!と、思います。
ご来場いただいた皆様、アーティストのみなさま、本当にありがとうございました!そしてまた是非ご縁があれば…☆