本日は、フクモリ定休日でしたが「フクモリ落語の日 夏の会」が開催されておりました。
この落語会は、“普段あまり落語を体験していない”方や“落語初体験”という方を主に対象として、春夏秋冬年4回にわたって開かれている会(といっても今回が2回目ですが)。
今回の真打ちは、柳家花緑師匠でした。
いやー、笑った。
春の会の談春さんには感動で揺さぶられましたが、花緑さんも全く違うベクトルで、おおいに笑わせていただきました。落語って本当にいろいろあるんだ…と、二回目にして感じたド素人の私でしたが、本当に磨き上げられた“芸”っていうのは、やっぱりすごい力がある。
その場の空気に合わせて話し方を変え、ぐいぐいと引き込んで行こうとし、引き込まれていくライブ感。
ふつうは一人のひとがずーーっと喋ってても、まあ面白くたってせいぜい本気で集中して聞けるのって5分程度ではないかと思うのです(あくまでも私見ですが)。コントや演劇は一人ではあまりやらないですよね。でも落語って(一口に落語と言っていいのかわかりません。上手な噺家さんは、という前提だと思いますが)、その集中力がどんどん高まっていく。
奇しくも今日、お客様の中でDJをしている方が何人かいらっしゃったのですが、その人たちが言っていたのは「落語ってDJと似てるよね」。ということ。なるほど、いろんな感じ方があるんだなぁ…。
と、また色んな人の話を聞いて感じました。
そして今日は、たったひとりであるはずの花緑さんが、バカ殿になったり“冷めた鯛”になったり、美味しそうに秋刀魚をむさぼったり、刀屋になったり、笑福亭釣瓶師匠になったり…(笑)
と、色んな人に見事になりきっていたのでした。
ご来場いただいたみなさま、楽しんで頂けたようで何よりです!
ありがとうございました。
そして秋の会も、おたのしみに。。
【6/7(金)のランチメニュー】
お肉:寿幸鶏の竜田揚げ
お魚:鰆の塩焼き
麺:ひっぱりうどん+小丼(じゃこ山椒煮丼)
ご来店、お待ちしております☆