昨日、定休日のフクモリ店内で行われていたのは…前代未聞のDJ&黙読プロジェクト、”hon-ne”。
この企画はDJや執筆活動でお馴染みの青野賢一さん(BEAMS創造研究所)と、ブックコーディネーターでDJ等も時おり?されている内沼晋太郎さん(numabooks)による初の試み。
カンタンにご説明いたしますと、みんなで同時多発的に同じ本を黙読し(二時間)その際、本からイメージされる“音(楽)”も共に楽しむ。という会です。今回の本は「つむじ風食堂の夜」ということで、フクモリでは本中に出て来たメニューのうちから一品をイメージして料理し、みなさまに食べていただく、ということで参加させていただきました。
それではご覧下さい。
(お静かに!)
はい、青野さんはこの日、DJミキサー、ターンテーブル、CDJのほかに、サンプラーなどを持参してくれて、本番前に足音やらキッチンで作業しているオトを拾って編集して流したり、iphoneのアプリケーションで即興的に電子音楽を作って奏でたり…と実に実験的なことをされていたのでした。それがまた、適当な塩梅に、時おりちょっといい感じに気になったりなんかするからスゴい。その本を読了したうえに読書の嗜みを知っているからこそできるDJプレイ!
そして二時間後、ほとんどのみなさんが本を読み終わり(その間は飲むのもトイレに行くのももちろん自由)青野さんと内沼さんによるアフタートーク。おふたりが感じた「つむじ風食堂の夜」のことや、青野さんがかけた曲の紹介や今日一体ナニヲシテイタノカ?などを話していただきました。
その後はフクモリ作のメニューを食べていただきながら、みなさんそれぞれ、お隣の方や青野さんや内沼さんとご自由におしゃべりしていただき、終了となりました。
私も参加していただいたみなさまに恐る恐る感想を聞きながら…(だってみなさん二時間、特に何の反応も無いですからね。当たり前ですが。。)お話させていただいたのですが、みなさん素敵な笑顔で「楽しかったです!」とおっしゃっていただいて。
何とも得体の知れない深い絆で結ばれたかのような安心感が全身を包み込んだのでした。
これもまたhon-neから出たうれしい副産物、いや、私にとっては嬉しい新感覚、でした。
次回もたのしみ!
【8/3(火)のランチメニュー】
お肉:山形牛100%のハンバーグ
お魚:銀鱈のしょうゆ漬け焼き
麺:夏野菜の生そうめん+小丼(しょうゆの実肉味噌丼)
この新麺メニュー↑超オススメです!!
ご来店、お待ちしております☆