冬の山形へ。2

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さて今日も山形のlogをお届け。

葉山館から五十嵐社長の車に約30分揺られやってきたのはあの「蔵王」。

ウィンタースポーツが好きな方ならこの山のてっぺんから飽きるまで撫でるように模様を描いて遊べる、自然の遊園地!

50年程前のSF映画に出て来そうな宇宙船型。



しかし今日は滑りに来た訳ではありませんし、既にこの麓の時点で経験値のない寒さに果たして自分があと何分保つのか不安になりつつありましたが…ひとまずレトロなロープウェイに騙され乗り込みました。

もちろん、ロープウェイの中には“暖房”的なものなど一切なく…それどころかむしろ何もないただのハコなんですが、動き出して間もなく眼下に広がり始めたジオラマに心奪われ、寒さを15%程消し去ることができたのは確かです。

見慣れない世界だからおもちゃみたいに見えたのかも?



そしてぐんぐん進みます。

進むにつれ明かりも消え雪も深まっていきます。ちょっと恐いです。



あ、明かり?!



どうやら文明のある世界に戻れそうです。



でもってロープウェイを降りました。

でまた乗りました。



もう寒いのが嫌でも引き返せません。あんな、生物たちとは無縁みたいな真っ暗で真っ白な世界をたった独りで戻る勇気など私にはないので、仕方なくみんなと一緒にまたロープウェイで運ばれ…

視界はこれです。



しかし暫くするとすごいものが眼下に広がってきたのです!

この大群見えますか?



吹雪の眼下にうっすら見えたのは、王蟲マシュマロマンナマコを足して3で割ったような奇妙で美しい群。

ほどなくして頂上に着くと想像を絶する寒さ(北極にある冷凍庫の中みたいな)と、先程眼下に見えていたものの正体を間近で。

吹雪いてて目を開けられず…とりあえずシャッターを切る状態。



沢山の樹氷です。スノーモンスターと言われるだけあって、すごい迫力。

でも外に居られるのは2分ほどでしょうか。極寒です。



それはまるで自然のディズニーランドみたいな体験でした。

麓からロープウェイに運ばれながら流れ行く様々な景色と寒さと不安、そして頂上では常に「キャー!」と(なぜか笑顔で)叫んでないといられない吹雪の中に放り出され、でも樹氷はまるでエレクトリカルパレードみたいに(動かないけど)ライトアップされ、私たちを楽しませてくれる…(過酷な状況下で)。

これは一度とは言わずちょくちょく体験してみても良い経験です。五十嵐さんも「クセになる」と言ってましたが正に、たぶん、きっと…。

【2/1(火)のランチメニュー】ランチメニューはtwitterでもつぶやき中〜
お肉:かしら肉と長芋の揚げおろし
お魚:銀ダラの醤油漬け焼き
麺:ひっぱりうどん+はららご丼

ご来店、お待ちしております☆

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