今日で8月も終わりですね。
夏、今年は何だかガツン!と来なかったですね。
暑い日もあったけれど、寒い日や雨の日も多くて。
あっつ〜い!という日々は最初のほうにタタッと来てその後はいつの間にか終息に向かいいつの間にか8月も終了。みたいな。
そんな夏の日の最後を飾る8月のpianona、今月のゲストは青葉市子さんでした。
青葉さんは若いアーティストの中でも注目されているかなりの実力派ということで、ちょっと前から私も気になっていたのですがまさか中島さんとフクモリで共演する運びとなるとは、正直、とっても意外!でした。
青葉さんと中島さん、年齢にすると多分、中島さんが成人式って頃に青葉さんがおぎゃあと生まれたくらいの離れ具合(のはず)なのですが、音楽という世界の中ではその離れた年齢差を全く感じることが無く、それは紛れも無くいちアーティスト同士の共演だったのですが…やっぱりどうしても昨夜の中島さんのピアノは、何だかとっても、風に揺らぐヴェールのような優しさを感じたのは私だけだったのでしょうか…。
写真はMC中の中島さんと青葉さん。
またこのGoing my way 同士のMCが面白すぎで。何度吹き出してしまったことか!お互いかみ合ってないことを承知しながらも全く気にせずトークをしてるんですが、何だか夫々が良い雰囲気をお持ちなので、「ふ〜ん」とか「へー」とか時にはシカト(!)しあいながらも、結果的には微笑ましい雰囲気になってる、というミラクル…。
そしてもちろんミラクルはMCだけではなく演奏でも存分に発揮されておりました。
青葉さんの歌声はもう、うっとりするような優しさと危うさ、少女みたいな純粋さと大人びた妖艶さを併せ持ち、それは生まれ持った雰囲気というか、決して真似できない魅力で…そういったナチュラルなパワーには人ってやっぱり否応無しに心奪われるものなんですね。
それを包み、時にはリードするような中島さんのピアノの音色はジェントルで。
昨夜の演奏内容は主に青葉さんのオリジナル曲(灰色の日、日時計、ココロのセカイ、重たい睫毛etc..)だったのですが、夏にちなんだ曲ということで歌ってくれた、大貫妙子さんの“夏に恋する女たち”のカヴァーはあまりにもハマりすぎていてびっくり!共通する魅力は、うっとりしながらも凛と在る芯の強さ、でしょうか。
ゲド戦記の挿入歌“テルーの唄”もまた景色が脳裏に浮かび上がる程印象深かったです。
さて、ちなみに、青葉さんとの共演をイメージした昨夜のメニューはこちらでした。
自家製豆腐のハンバーグ
ひょうと天童ツルムラサキのお浸し
山伏タケ、ヒラタケ、月山ハナタケの醤油和え
山形発、らっきょうのブルーベリー漬け
ほっけのつみれ汁
ごはん(はえぬき)
…どこが?
とか、言わないで下さい。
フクモリなりに考えたイメージ、なのです。。
ちなみに来月のpianonaは9月29日(木)を予定しております。
独奏か共演かは未定なので、詳細決まり次第HP上にUPいたします!
中島ノブユキさん、青葉市子さん、そしてご来店いただいたお客様、ありがとうございました!
そして来月もお楽しみに〜&どうぞよろしくお願いいたします。