‘フクモリができるまで’ カテゴリーのアーカイブ

厨房、始動。

2009年4月25日 土曜日
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今日は朝からcalm+の松浦さんを無理矢理連れ出し、食器探しの旅に付き合ってもらう。

店舗系の器具・食器専門のお店や、中古品を大量に安く売っているお店の中で、「コレだ!」と、探し求めていたものが見つかった瞬間は、何とうれしいことか。

 

がしかし、会社の社長でもあり、たくさんの仕事を平行して請け負っている松浦さんは、ものすごく忙しい人なので…

 

ここだけ見ると沖縄みたいですが、心はブルーです。

ここだけ見ると沖縄みたいですが、海も無いうえに心はブルーです。



 

えっと、電話しちゃってたんですよね…運転中に。

ハンズフリーのキッドを買いに行く時間も無いらしいので同情しちゃいますが、明日にでも購入してください。

安全第一です!

 

そんな本日は、先日お清めをしていただいた際の供物をお味噌汁にしていただきました。

厨房、初使用です!

 

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元々和食のシェフもしていたウッチーは、味のセンス抜群なのです。


 


火が入って食べ物の匂いが漂ってくると、俄然お店っぽくなってくる。春キャベツがたっぷり入ったお味噌汁と、きゅうりやトマトはかつおぶしであえて簡単な和風サラダに。

 

 
お野菜たっぷりの、というかベジタリアンメニューです。
カフェの中央に置かれる予定の大テーブルにて、団らん。
 

お野菜がたっぷりの超シンプルごはん、大好きです。

サンプルで購入した不揃いな食器に割り箸、供物の食材で作られた夕飯は、まるでキャンプのごはんみたいに無骨でワイルドで、家庭的でした。

ほっとする、そんな場所でありたいです。

 

ごちそうさまでした☆

 

 

 

真夜中のラテ。

2009年4月23日 木曜日
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店内にはソファやテーブルの一片が運び込まれ、いよいよカフェらしい顔が見えてきました。

 

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こんな感じで、中央には大きなテーブルが置かれる予定。



 

でも写真だとまだまだ分からないかしら…?

昨夜はオーナーであり内装も請け負っているcalm+のみなさんと、キッチン担当のかおるさん、ホール担当の濱ちゃんと発注作業などしているうちに夜中になってしまい…

 

本日はまだ紙コップ。

本日はまだ紙コップなのです。



 

濱ちゃんがお手製のカフェラテをみんなに振る舞ってくれた! 

一杯のラテでみんなが笑顔になり、疲れも吹き飛ぶ。

 

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カフェを作りながら、カフェラテにその偉大さを教えられる。感慨深い。


 

その後、ラテパワーで仕事を再開し、みんな明るくなる前には帰りました。

 

未完成のものに囲まれて、真夜中に紙コップで飲んだカフェラテの味、

忘れられません。

 

 

 

ごあいさつ。

2009年4月21日 火曜日
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ああ、

どうも最近暖かい日が続いていると思ったら、もう4月も下旬じゃないですか!

だ、だ、だいじょうぶなのか?!プレオープンは来週に迫っているのに未だにインビテーションもお送りしていないし、食器も揃っていないし、雨は降っているし。いや、雨は関係なかった。

ちょっと最近テンパリすぎかしら?

と思った矢先の本日、商売繁盛を願ってのお清めをしていただきました。

 

お清めの行事中は写真を撮れなかったので、前の様子を。。

お清めの行事中は写真を撮れなかったので、前の様子を。。



 

 

老舗旅館である亀やさんはそういった日本の風習はとても大切にされているので、近所の神社にお参りに行ったり、こうしたお清めなどの行事も大切にされているのです。

 

み、見習って早く皆様にプレオープンのインビテーションをお送りしなければ…。

 

 

お清めの雨でしょうか?私の厄も流れたことを祈ります。

お清めの雨でしょうか?私の厄も流れたことを祈ります。



 

 

 

 

any-.

2009年4月20日 月曜日
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今日はany-のプロジェクトに参加している女性クリエイターたちが集結して、4月30日のプレオープンに向けた演出についての打合せ。

 

店頭では段ボールも集結。

店頭では段ボールも集結。



 

このカフェでどうしたらany-らしいおもてなしが出来るか?山形の食材についての再確認や、このカフェのコンセプト自体の再確認。

など、アツい意見が飛び交いました。

 

みんなが「伝えたい!」という思いを胸に、ひとりひとりの能力を活かしてひとつになって行く…

そんな力がどんどん増しているように思えます。

 

 

 

ハードな部分。

2009年4月15日 水曜日
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昨日今日と、厨房には続々と機材が運び込まれてます。これはコールドテーブルと呼ばれている、冷蔵庫兼テーブル。

 

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一人で持ち上げてるみたい!(ですがもちろん違います)


 

この上でドリンクを作ったり盛りつけ作業をしたりする、らしいです。

 

そして本日は、合羽橋へカトラリーを見に行くという濱ちゃん&かおるさんに、私とののこがany-代表として付いて行くことに。合羽橋商店街へは何度か来たことがありますが、未だに商店街の最後のお店までは辿り着いたことがありません。

何せ一件の内容が深いうえに、店舗がなが〜く連なる商店街なのです。

でもここに来れば飲食業を営む為の全てのモノ(食器・調理器具・制服・看板・ショーケース・珈琲豆フィルター・巨大GABANなどなど…)が揃うので、自然と想像が膨らんでいきます。

 



どこの国の旅行写真?

えっと…ののこさん、どちらの国へ?



 

食器は基本的には「白」を基調とする予定ですが、クールになりすぎずにごはんが美味しく見えて、和食にも合うけどカフェの雰囲気も残し、それと同時にオペレーション効率のことも考え、もちろん財布の中身とも相談しながら…

と、食器ひとつ選ぶのも実に深く、なが〜い(時間がかかりそう)です!

 

 

合羽橋近くの街角。食器とは関係無い

合羽橋近くの街角。食器とは関係無いけど、昔懐かしい感じだったのでつい…。



 

結局本日は全く決まりませんでしたが、カトラリーってお客様に直接触れる大事なところなので、よいものを見つけられるよう頑張ります!

 

 

 

 

オープンテラス。

2009年4月14日 火曜日
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5月の穏やかな日差しの中で、昼間っから白ワインを頂いていた、

数年前のニューヨークはウェストヴィレッジ。

良いオープンカフェの思い出といえば、正直言ってそれくらいしか無い。

何と言っても東京は、オープンカフェには不向きな条件が揃いすぎていると思う!あまりにも多い人と車に狭い道路…。

 

ところがですね、ここのオープンはいいですよっ。

 

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右下が私のPC、そして目の前で作業の披露をしてくれる職人さん。


 

と言ってもこの写真では全く伝わらないと思いますが…。


路上に向かいつつPCを開いている状態です。まさに“オープン”です。

いや、単に今日は店内に足を踏み入れられなくて、こうして小さなテーブル付きの椅子(学校で使うような)でPCと共に仕事をしていただけなので、オープン“カフェ”ではないのですが。。

 

それでも、職人さんや行き交う人々(あまりいないけど)を眺めながら、こうして半分(?)外に居ながら仕事をするのも楽しいですね。

が、

やっぱりこの場所で白ワインを飲むのが待ち遠しい♡


 

 

まるで家具屋さんみたいな本日の店頭。

まるで家具屋さんみたいな本日の店頭。



 

 

 

インターナルオープン。

2009年4月13日 月曜日
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本日は、『インターナル・オープン』なるものを行いました。

これはどちらかというと“おまじない”に近い意味で、良い日和に内輪決起会みたいなことをする、というものです(たぶん)。

本日のメンバーは、山形から亀やの阿部さん、calm+の松浦さん、K.K.H.Kのボス、それにany-のプロジェクトに関わっているフォトグラファーの亀山ののこと、フラワーアーティストの横山幸子。any-はこの「フクモリ」に、女性らしい観点から色々なアドバイスをしたり、お店の定休日には、写真やフラワーコーディネートのワークショップなどもする予定です!

自ら掃除をしだす亀山ののこ。アンタはエライ。

自ら掃除をしだす亀山ののこ。自然にそーゆうことをしちゃうアナタが素敵です。



お店の完成はまだまだですが、こんなふうにカウンターや椅子が入ってきて、カフェらしい要素が揃ってきました。キッチン担当のかおるさんには簡単なピンチョスを作って来てもらい(まだ厨房が出来上がっていないので)、みんなで頂きました。

左がキッチン担当のかおるさん。

左がキッチン担当のかおるさん。



ついでにみんなでワインの試飲などもして、お店に置くハウスワインを決めました。ワインに関してはやっぱり女子のほうが強い!(というかうるさいだけ?)特に美食家でもある幸子は、ワインに対しての味や香りにもはっきりと厳しい意見を述べていた。

あ、そうそう、お店に置く日本酒のほうは私が選ばせていただいたので、みなさまお楽しみに☆

in山形(二日目)。

2009年4月11日 土曜日
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朝は元気なわんぱく卵の目玉焼きで始まり!

 

ちなみにこれは旅館の朝食メニューにはありません。あくまでも試食用なのです。

ちなみにこれは旅館の朝食メニューにはありません。カフェメニューの試食用です。



 

白身はキュッとお行儀よく詰まっていて、黄身(生の状態)はお箸でつまめる程弾力がありました。

目玉焼きの味付けといえば、醤油派とソース派に分かれますが、本日の私は“何もかけない派”でした。

 

朝食の後は少し周辺を散策。近所にはこんな趣のある公民館や、

 

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こんな公民館。



 

バス停があり、ゆったりとした時間が流れています。

 

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こんなバス停。



 

 

その後は、楽しみにしていた「コフィア」へGO!

 

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ココがコフィア。



 

コフィアさんは今回珈琲豆の提供をお願いしているお店。

マスターの門脇さんは、かの名店、吉祥寺「もか」の標交紀さんのお弟子さんで、珈琲へのこだわりはもちろんのこと、日本でも指折りの珈琲を淹れていただけるお店。とのお言葉は亀やの阿部さんより。

 

心弾ませながらお店に伺い…

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うっとりしながら生まれて初めて、あんなに美味しい珈琲をいただきました…。

 

そんなわけでしばしトリップしてしまっていたので、写真を撮らねば!と気づいたのはすっかり飲み干してから。スミマセン…

しかしどちらにしても私の写真技術ではあの美味しさは表せません。

 

そして午後からはデザートを提供していただくアル・ケッチァーノさんへ行く予定でしたが、私は別件で用事があり、ひとり東京へ。ここでみんなとお別れです。

 



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このワゴンがピンクの番組あったな。


 

みんなを送り出した私は再びコフィアに戻り、バスが来るまでの時間を過ごすことにしました。

私のあまりの荷物の多さ(主にお土産)に驚いた門脇さんは、気さくにカウンターの席を勧めてくれたので、お言葉に甘えてカウンターの席へ。珈琲の淹れ方を堂々と盗み見ながら「しめぎモカ」を頂き、ご近所に住むマダムと談話しながら優雅な時間を過ごさせていただきました。

もちろん、更に荷物をふやして珈琲豆をいくつか購入して帰ったことは言うまでもありません。

 

そして本日からは、ネルドリップの修行に入っております。

 

 

 

in山形(一日目)。

2009年4月10日 金曜日
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キッチン担当のかおるさん&ご家族(だんなさま&お子さま)、濱ちゃん、ウッチー、ボス、私、という一行。


 

やってきました。山形へ!

12:10発庄内行きのANAに乗り込み、約1時間。翼の王国を読み終える前に、千葉より近いんじゃないか?と錯覚するくらいあっという間に、私たちは摂氏23℃の山形に着きました。

空港では亀やの阿部さんがTシャツ姿でお出迎え。私たちは早速、空港から車で15分程度で「亀や」さんへ到着。はやい!

 

山形へ何をしに来たかというと、カフェのメニューとなる食材関係の確認(もちろん大事なお仕事)です。

 



入り口から眺めた素晴らしい中庭のご様子。

こちらが本日お世話になる亀やさん。イイ旅館オーラ全開です。



 

商談前に荷物を置きにお部屋に通されると…

 

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オーシャンビューーーー!!

お部屋の大きな窓からはご覧の通り、日本海が一望です。バリやハワイの海とは違って、心に染みるように落ち着くのは、やっぱり日本人だからかしら…。

さて、大きなオーラをもらって仕事にとりかかり始めました。

 

 


14時:井上農場さん

まず最初にお会いしたのは、有機質肥料を使った「特別栽培」にこだわって、お米とお野菜を生産されている、井上農場の井上馨さん。

 

chari-chariの井上馨さんと同姓同名!ってコトで私の中では勝手に「シャリシャリ」さんと命名

chari chariの井上薫さんと同姓同名!ってコトで勝手に「シャリシャリ」さんと命名させていただく…。



 

通常使用する農薬を7〜8割減らした特別栽培への拘り、さとうきびの蜜や海草エキスを使用したお米作りなどは全て「お客様の幸せのために良いものを提供したい」という井上さんの真摯な思いから。季節毎の野菜の美味しさや、何よりも農業に対する熱い思いが伝わってきました。今の季節はトマトと小松菜を銀座の松屋さんにも卸しているそうですヨ。

 

 

15時:平田牧場さん

 

お肉だけにだいぶ赤みがかった写真になってますな。

お肉だけにだいぶ赤みがかった写真になってますな。



 

三元豚」で有名な平田牧場さん。美味しそうなサンプルを大量に持ってきていただきました…。

写真のものは既に商品化されているもので、庄内空港などでも販売しています。この後、ビールと共にサンプルを美味しくいただきました☆

ソーセージは是非、フクモリで出したいなぁ〜。

 

 

16時:鮮魚まるもんさん

お肉の後はお魚です。山形では「しょうゆ漬け」の調理方法がメジャーということで、銀ダラのしょうゆ漬けや、ますをお持ちいただきました。

 

どの魚をどう調理したら山形らしくなるか?など相談しながら商談を進める。

どの魚をどう調理したら山形らしくなるか?など相談しながら商談を進める。



 

この庄内地方では魚拓のことを別名「勝負」と言うらしいのですが、それはその昔、この地方のお殿様が村人の身体を鍛えさせる為にわざわざ海まで歩かせ、釣りで勝負をさせたことが由来とか。

そんなお魚にまつわるお話を交えながら、ひとまず安定して供給していただけそうなお魚リストを後日頂くことに。

 

これで本日の食材関係の商談は終わったのですが、「山形の食材」で「旬なもの」に拘ったメニュー構成というのはかなり難しいということが判明。さてさて、この食材たちがフクモリでどんなメニューに変身していくのか、乞うご期待!

 

美味しすぎたアスパラガスとうどの塩ゆで。これはカフェで出したいな〜!

美味しすぎたアスパラガスとうどの塩ゆで。を東神田で!



 

 

 

 

ばたばたしてきました。

2009年4月9日 木曜日
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今日は、グランドメニューやドリンクメニューの詰めや、スタッフの選定など。

キッチンのリーダーに任命されたかおるさんは、和食をどうカフェに落とし込んだら良いか?をウッチーと話し合いつつ、どんなキッチンスタッフが必要か?を話し合う。

 

ホールを仕切るバリスタの濱ちゃんは、カフェの音楽&音響担当でもあり、スタッフの教育係。

『近所の人が気軽に立ち寄れて、メニューでちゃんと会話できるお店にしたい。』というアツいハートを持った濱ちゃんは、音楽のセンスも良くて、今後が楽しみ☆

 

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左から濱ちゃん、ウッチー、かおるさん。濱ちゃんはその人柄と同じくらいファッションセンスも良い。



 

そして明日からなんと一泊で山形へ研修に!

今から楽しみ〜☆