7月がもう終わりますね!
もう、暑くて7月でも8月でもいいよ、って気がしなくもない今日この頃ですが…。
みなさん、ちゃんとごはん食べてますか?
暑いとどうしてこう食欲が失せるのでしょうね、食べると増々アツくなるからでしょうか?
そんな時にはコレです!
今年もこの季節がやってきました!
『夏野菜の生そうめん』。文字通り夏野菜(胡瓜、茄子、茗荷、オクラ、トマトetc…)を、鶴岡産のコシのある生そうめんにどばっっとぶっかけられている一品。冷たくて、ダシがまた良い味をダシてるんです。
こちらの生そうめんは8月からのメニューで、お昼は日替り定食として、週に一度程度登場しております。
そんな美味しいオススメもしつつ、先週開催されたイベント『Retrofuturhythm+ある夏の日曜日。』
をちょっと振り返ってみます。
“レトロフューチャリズム”とは、ユーフォニアム奏者であり様々な楽曲を手掛けている音楽家である権藤知彦さんと、本場ハーレムのアポロシアターでの出演経験があるソウルシンガーの松谷冬太さんという幼なじみコンビで結成された奇跡のユニット!
そんなお二人が今回の演奏にお招きしたのは、ギタリストの和泉聡志さん、パーカッションや鍵盤も演奏する音楽家・田中佑司さん、そしてそして、もはやイラストレーターとひとことでは言えないアーティスト、エドツワキさん。
この小さなフクモリ店内に、パーカッション、ギター、ボーカル、ユーフォニアム、&ライブペインティング!です。ぎゅぎゅっと入って頂いたのですが、音色と世界はめくるめく…広がりましたよ〜〜。最後の最後の2分半、動画UP致しましたので是非ご覧下さい。エドさんが佑司くんに隠れてしまってあまり見えてないのですが(笑)最後はエドさんのサインでfinish!
みなさまお疲れさまでした&ありがとうございました!!
‘イベント’ カテゴリーのアーカイブ
3周年と3イベントのこと〜day1〜
2012年6月1日 金曜日
この一週間は、嬉しい怒濤の一週間でありました。
(イベント&貸切りなどで、平日の夜が水曜日と本日金曜日しか空いていない状態で、お客様にはご迷惑をお掛け致しました〜…)
そんなイベント3daysのこと。。
まずはフクモリ三周年パーティーの模様!
今年は「食と人」をメインに展開。普段は厨房の中に居るキッチンスタッフは店内に繰り出し屋台を展開!アーティストの皆様によるパフォーマンスは、三味線ひとつで唄う「小唄」、身体ひとつで目の前の世界を広げる「パントマイム」、そして何だか自分も踊りたくなっちゃう「ダンス」!
それではここからは写真とキャプションでご紹介〜。
末永く、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました!
Cancellareリリースパーティー。
2012年4月25日 水曜日
昨日はありがとうございました!
中島ノブユキさんの新譜『Cancellare』リリースパーティーは素晴らしい夜になりました(自分で言うのもナンですが)。
中島さんの素晴らしい音色、カントゥスの温まる歌声、青野賢一(BEAMS)さん、DJ KAZZこと渡辺克己さん、吉本宏さんによる心地良く楽しいDJ、そして沢山の方々のピアノに酔いしれる顔、かお、カオ…。
(photo by Kenichi Aono)
昨日は中島さんの発案により、いつもは壁側に在るピアノを店内ど真ん中に配置。
中島さんを取り囲むようにしてピアノを聴く、という構成になりました。
(photo by Kenichi Aono)
初めてフクモリにいらした方も居れば、いつもフクモリに来てくださる方も居たり、久しぶりに来てくれた人も居れば、あぁお会いしたかった!という方も居て、そんなみなさんが一心にうっとりとピアノの音色を聴く様子は、とても感慨深いものでした。
(photo by Kenichi Aono)
オープニングアクトを勤めて頂いたCANTUSの歌声もうっとりでしたね…。
やはり、というかいつもの如く店内に入りきれなかった方も居たのですが、私は割とこの席(というか道)が好きです。
DJ KAZZさんもその楽しさを知っているひとりですが、外に漏れるピアノの音色と、外に走る車の音、斜め向いで自動車整備工が落とすレンチの音などが時々混ざり合う感じが、「あぁ、馬喰町だな」という風情を醸し出すのです。
いや、もちろん皆様には100%音色を感じられる店内をオススメいたしますが(笑)。
中島さんの演奏はいつものように素晴らしいものでした。決して前へ前へと出ようとはしないのに圧倒的な存在感を放つ音色、そして気取ることのない人柄が多くの人の心を掴んで離さないのでしょう(昨日はサインも沢山して頂きましたねー)。
本当に素晴らしいひとときでした。
40分にわたる演奏で130名を魅了し圧倒的に素敵だった中島ノブユキさん、
cancellareの予告編を撮りDVDにして持って来てくださった甲斐田監督(こちらから観れます。とってもいいので見てみてね!)、
母なる歌声を披露してくださったCANTUSのみなさん、
中島さんと引き合わせてくれた青野賢一さん(そうでなかったらpianonaも無かったです)、
ユニークな視点と選曲で楽しくしてくれたDJ KAZZさん、
大人の美しき音色で開場を温めてくれた吉本宏さん、
陰で多大なヘルプをしてくださったココロさん、
ピアノを丁寧に完璧な状態に調律して風の如く立ち去ってしまった狩野さん(後で中島さんと「かっこよすぎ!」って大騒ぎしていたこともご本人は知らないでしょう(笑))
そしてご来店頂いたみなさま、店内の空気が悪かったり、立ち見だったり、お弁当が足りなかったりで色々至らぬ点も多かったと思いますが、
ほんとうにありがとうございました!!
どうぞまたご来店くださいね(5月はフクモリ三周年です☆)
そうして、心から楽しいと感じられるひとときはこの後夜更けまで続いたのでした…
(One drop cafeさん、遅くまでお世話になりました〜!)
スパイシーな日曜の午後。
2012年4月18日 水曜日
道行く人々に二度見されながらスタッフと一緒に黙々と準備をしていた日曜のAM。
天気も良く、爽やかな光と共に軽やかに店内に入ってきたのは…
藁。
そう、今日は年に一度の『放牧DAY!』
ではもちろん無く。
タブラ奏者U-zhaan&シタール奏者のヨシダダイキチさんによる『インド古典音楽の時間』の音楽イベントということで、ワラを敷いてみました。
その音色に魅了され、いつかフクモリでも演奏してもらいたい!と思い続けて約2年? この演奏はどーーしても座って聴きたかったのです。それもまったりできる雰囲気で。洋式ではなく。
で、インドと山形の間を取ったら藁になった、という訳ではありませんが、藁の上でインド古典音楽を聴けたら何か素敵だろうな、と思って入れてみましたワラ。
準備に何時間かかるだろう?!と心配していたのですが、これが意外にも早く(働き者の良きスタッフのお陰ですホントに)正午にはビールケースのテーブル配置も完了して写真のとおりの状態に。
スタンバイOK!あとは出演者のお二人を待つばかり♪
と、思っていた矢先の予想出来なかった出来事その1…
「今起きた。死にたい」
というユザーンさんからの電話(しかもあまり焦っている様子はない)。
私はただただ「だ、大丈夫です!が、頑張って来てください!諦めないで!」
とiphoneに向かって叫ぶことしかできませんでした。
そんなこんなで入りの予定時刻である13時を過ぎても…
何故かいらっしゃらないヨシダダイキチさんまでもが。。(予想できなかった出来事その2)
13時半を過ぎてやっといらしたダイキチさんにひとまず胸を撫で下ろす私。
そして「今日は一体何時に開演出来るんだろうなぁ…」と途方に暮れていた開場15分前。
やっと姿を現したタブラ奏者さんはあっという間に準備をしてこの通り↓
開場入口で尋常でないくらいまっったりした空気を醸し出しながら一休みしているそのユルすぎる空気に更に不安になる私…
「今日、ちゃんと演奏してくれるんだろうか…」
し・か・し!
演奏のほうはと言えば、やっぱり、というか最高に!というか予想以上に!素晴らしかった…。
(予想出来てたようで想像できなかった出来事その4!)
約90分間の演奏は、最初こそユル~い雰囲気でスタートしたのですが、時間と共に音のうねりは瞬く間に店内を包み込み、後半はもう凄まじいものでした。タブラーのリズムとシタールの響きを脳の奥のほうから全身に浴びながら、その迫力と音量はスゴイのに、何故か特殊なα波が出てきて、うっとり…うとうと…してしまうという、興奮状態にありながらも身体はリラックスしてしまう感じ。
そしてループし続ける二つの音色の重なりが微妙に変化していく心地よさ。
個性的なリズムが所々で生み出す音のスパイス。
何でしょうね~…不思議です。
楽譜も無く、その展開に予想は全く出来なくて、激しい雰囲気はありながらも決してうるさくはなくひたすら気持ち良いこの音色は、ちょっと音楽という域を越えた何か特殊なものが存在するように思えます。
タブラー奏者ユザーンさんもまた、ミュージシャンという域を越えて面白いトークをしてくれることで有名ですが(笑)。
予想出来ないことって人生においてあらゆる意味でスパイスになるものですね。
2月のpianona
2012年3月2日 金曜日
うっかりしてたらもう2012年も3ヶ月目に突入ですね!
今年は4年に一度のうるう年だったのですが(小林賢太郎さんの「うるう」は本当に面白かった)、
そんなうるう年のうるう日に行われた2月の”pianona”は、ポツンと一日だけ現れるうるう日らしく、ソロ演奏でした。(中島さんはうるう日には全く興味ナシって感じでしたが(笑))
今回の選曲は、3月末に発売される予定の中島さんのソロアルバムに収録されている曲をメインに!
Antonio Carlos Jobimの「あなたを愛してしまう」や、Steve Swallowの「フォーリング グレース」、中島さん作の「プレリュード」、「夏の懺悔」、「聞かせてよ、愛の言葉を」etc…
全曲が中島さんの作曲というわけではないのですが、全曲中島さんの演奏しかナイというニューアルバムは、まさにpianonaの演奏にぴったりではないですか!
ピアノは…
古すぎて弾きこなせるのはもはや中島さんしか居ないと言われておりますが…
今回も何の苦も無いかのように奏でてらっしゃいましたね、魔法の音色。
複雑に絡み合う美しさ。いや、美しさが複雑に絡み合う音色なのか…
私のボキャブラリーでは全然表現できませんので、是非一度ご自身の耳で感じてみてください。
その音色に魅了されリピーターとなっているお客様も最近多いですね。
ところで今回は皆様もご存知の通りまだまだ寒い日が続いており、、
ピアノのすぐそばに石油ストーブ&やかんを置いての演奏だったのですが、受験の時にはご実家でこうして石油ストーブを傍に明け方まで勉強されていたそうで、「実家のようにリラックスして弾けた」とMCでおっしゃってました。
終盤には「ちょっとぽ〜っとしてきちゃいました」ともおっしゃってましたが(笑)。
そんなわけで何だかお客様もいつもよりリラックスした感じ(?)で、笑ったり会話したりラフな雰囲気だったような気がします。
う〜ん、早くお家でぽ〜っとリラックスしながらニューアルバム、ゆっくり聴きたいですね〜♪
午前中は大雪だったこの日のメニューは『寒鱈(どんがら)汁』。温まって頂けたかな?
猫曜日。
2012年2月28日 火曜日
先日の日曜日(26日)は www.ilove.cat 主催の猫イベント『ilove.cat祭り 2012』でした。
発売開始後24時間で即完だったので、「行きたかったのに〜!」という方続出でフクモリのキャパの狭さに申し訳ない気持ちでいっぱいだった日を乗り越えての当日…。
愛猫提灯…スゴイですね。
もう気合いの入り具合が違いますね。
愛犬ならぬ愛猫(ネコって音読みは無いんですね)。
そして『お祭り』と言われたらこの東東京に店を構えるフクモリ、血が騒ぎます。
猫に合わせたメニュー、作ってみたニャ〜。
ザ・肉球おにぎり(肉球は入っておりません)。
おかかベースのおにぎりに、肉球を象った海苔と、鮭orツナしょうゆの実マヨが入っているおにぎりです。
そして白猫をモチーフにした菊正宗さんから出ている『にごりん』に色々な果実を入れたスペシャル酒〜。
こちらはオレンジですが、その他にバナナやあんず&りんごなども。ホール担当ゆうこりんのお手製。これ美味しかった〜。にごりんは所謂にごり酒の一種なのですが、味わいもすっきりしていてとても飲みやすかったです。乳酸菌もたっぷりだそうで、美肌作りにも良いかもニャ〜。
こちらが会場の模様!開演20分前から既に沢山のお客様がいらっしゃって場内満席。
冬だというのに猫気、否、熱気があります。
本日最初の演目は、長崎訓子さん×今日マチ子さんのイラストレーターさん同士による猫トークショー&ライブペインティング!
おふたりがその場でコラボレーションして猫の絵を書いていくのですが、お客様から出た唐突なお題を可愛らしいニャンコで描き上げていく鮮やかさはさすがプロ!でした。
ちなみにマイクを持って司会進行をしているのは、この会の主催者でもある鈴木心さん。J-waveで番組やってるだけあってしゃべりがプロってました。
こちらは最後に出来上がった『マラソン』というお題から(この日は東京マラソンの日で、フクモリ付近の道もコースになっていたのです)。
↑どこからどこまでを訓子さん、マチ子さんで描いたか判った方はスゴイですねー。
この即興コラボレーションイラストの数々は全て、会場内のお客様にプレゼントされました。
そしてお次は春風亭百栄さんによる『猫落語』。
こちらの演目も面白かった〜。『もし、猫が猫種ごとに縄張りを持ったら…』という設定の、三ノ輪橋を舞台にした猫ちゃん同士の縄張り争いの噺『バイオレンス・スコ』を、猫の特徴を捉えながら、猫缶の特徴をも捉えながら、猫になりきっての口演。
さすがに猫好きでないと出来ない内容の『猫落語』。もちろん会場は大爆笑の渦でした。
そして最後は、音楽業界一の猫好きと言い切っても過言ではない…?
『猫吸い』こと猫大好きの坂本美雨さんによる猫ライブ。
本業(というか人種っておっしゃってましたっけ?)は『猫吸い』で、アーティスト活動は二番目だとか(笑)。
猫耳付きの衣装で、これは猫ファンにも美雨ファンにも萌え〜♡な可愛さでしたねぇ…。愛猫をモデルに作られた曲や、猫吸いとはどんなものか?を(一部)披露されたりして、会場はうっとりしたり笑ったり。中には感動して泣いちゃったりされた方もいたようですね!
フクモリでは毎月の“pianona”でお馴染みの中島ノブユキさんが、今回ピアノで共演されたのですが、ライブ後の心さんと美雨さんの猫トークにはついて行けず、思わず自主退席したタイミングがまたコミカルで(笑)。
そんなこんなの3時間半はあっという間でありました。
猫好きのお客様はこの上なく楽しいひとときを過ごされたのではないでしょうか?
ilove.cat、次回はもっと大きな会場でされたほうが良さそうですね〜。
美雨さんは「目指せ武道館!」とおっしゃってましたが、それは実現したら私も行ってみたいニャ〜。
mafuyuの真冬のワークショップ。
2012年1月30日 月曜日
昨日は、のどかに晴れてはいるけど風が冷たく、頬がキンキンになるくらい寒い!一日でしたね。フクモリではそんな日にぴったりなワークショップ、ニット作家mafuyuさんによる『ニットポーチを作ろう!』が行われていました。
『真冬にマフユ先生にニットのワークショップ』、
やってもらいたかったんですよね〜。
だってこれ以上にしっくりくるワークショップがあるでしょうか?!
マフユ先生には昨年も一度ワークショップをやって頂いたのですが、仕上がりのあまりの可愛さに、是非冬の時期にもう一度!と思っており、今回実現致しました。
店内は皆ニットを着てニットを編んで…ほんわかヘイワな空気でいっぱい。
この↑中央の赤いチェックのがポーチ(このポーチは先生が持って来てくれます)。ここに編んだニットを被せて完成させるのですが、初心者の方が多いので、最初のうちは先生はひっぱりだこ!
でも、ひとりひとり解るまで丁寧に教えてくれます。
そのためにワークショップは最大でも定員12名。昨日は10名でもマフユセンセイ、けっこう忙しそうに教えてました。
終了時間が近づくと、お茶菓子(本日はフクモリオリジナルパウンドケーキとお茶or珈琲)をお出しするのですが、皆さんお茶菓子そっちのけでとっても真剣にアミアミ…(笑)。裁縫やデッサンもそうですが、スイッチが入ると途中で止められないですよね、こーゆうのって。わかりますわ〜。
そして、出来上がった作品がこちら!
これはカワイイ!
ニットという素材の可愛らしさとこのニットでしか許されない何とも言えない個性的な配色。これぞオリジナルポーチ!という感じですね。
予定より1時間くらいオーバーしちゃったWSでしたが、そんな時間もニット時間てことで、見ているだけでもほっこり温かなひとときでした。
mafuyuセンセ、また次回もよろしくお願いいたします☆