2012年10月12日
馬喰町も今や色々な楽しいスポットが出来ました。アガタ竹澤ビルにはギャラリー、ジュエリーショップ、雑貨屋さん、靴下屋さん、洋服屋さん、カフェなどが入り、そのビルの目の前には世界の毛糸が見られるKeito屋さんが出来たし、2分も歩けば泣く子も黙るstarnetさんがあるし。
中でも、当時は空室ばかりであったであろうアガタ竹澤ビルに店舗兼事務所を借りた、正に最初にこの街を開拓した店と言っても過言でもないのが、マルクトさんです。マルクトさんは言わずと知れたドイツ雑貨屋さんですが、マルクトを主宰している方が、雑貨王子こと塚本太朗さん。
今まで書いた本は、マルクトさんの本や、ウィーンの本、エコバッグの本に…スタンプの本(こちらは2冊も!)など、正に雑貨王子らしい仕事っぷり。(そしてこちらのサイトでは何気に役所広司さんとトークしてるし…!)
著書はマルクトさんで購入可能。
そんな塚本さんが、ファッション誌『
FUDGE』で何と10年間も連載していたとっておきのお店案内がこの度1冊の本になって出版されたのです!
ってことで早速記念写真を撮りに伺いました(笑)
ニコパチ!
タロさんお忙しい中おつきあい頂きありがとうございました。これぞご近所だからこそなせる技。
あ、今気付きましたがあまり本の表紙が見えないですね。。
こちらに詳細が載っていますが、その名のとおり、東京のもえ〜っとカワイイお店が111店も載っています!色んなエリアに分かれているので、これは端から制覇したら楽しそう。。
とか宣伝しといてちゃっかりフクモリも載せて頂いているのですが!
フクモリキッチン担当、くりちゃんのお手製まかないレシピ付きなのであります!
モデルのkanocoちゃんもカワイイし。
写真やデザインもかわいらしいうえに、持ち歩きやすいように(?)手触りも柔らかく軽い用紙だし、細かい見所や地図もついていて、もちろんその場所へ行くために携えても良いのですが、見ているだけでも充分楽しめる一冊。
今日発売ということなので、是非チェックしてみてくださいね!
フクモリのまかないレシピ“醤油の実オムライス”も是非お試しあれ〜♪
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2012年10月11日
昨日は都内で、『2012 つや姫 全国発売スタートイベント』がありました。
“冷めても美味しい”つや姫。フクモリでも初年度より毎年仕入れさせて頂いているので、お招き預かり、行って参りました。
イベントは山形県知事の吉村美栄子さんの挨拶からはじまり、2012ミス・ワールド日本代表の五十嵐希さん(鶴岡市ご出身だそうです!)のご挨拶や、つや姫のCMに出演されている阿川佐和子さんのお言葉等々、さすが『つや姫』という名前だけあって、女性がメインとなったイベントでした。
才色兼備な女性陣が年齢に関係なく(その年齢にふさわしい美しさで)、堂々と生き生きとしていたステージは、終始温かく楽しい空気に包まれました。
ステージ両脇に立っているのが『つや姫レディ』、一番右のちっちゃな方が「やまがた特命観光・つや姫大使」、左隣の長身の方が五十嵐希さん、その左が阿川佐和子さん、そして山形県知事の吉村美栄子さん。
そしてイベント終了後は、別室にて新米・つや姫の試食会!
「今年は猛暑でしたが、つや姫は暑いのがお好きなようで…とても美味しいお米になりました」とは生産者の方のお言葉。期待に胸が膨らみます。
ひとくちおにぎりや、太巻き…
みなさん箸が休まらず(笑)侵入されました
庄内のお魚のにぎり寿司…
こちらは早々と半分以上無くなってました
鯛漬け丼…
お茶漬けだったかな…?
芋煮…
牛肉が美味しすぎました。
その他、つや姫のピラフや山形牛の肩ロース赤ワイン煮、三元豚のソテー、フルーツ、お酒、ワインetc…ぜーんぶのメニューが山形県産の食材で料理されたもので、『食材の宝庫山形県』という印象を改めて感じました。
これらの食材は、きっと東京方面にも多く出荷されているのだろうと思いますが、魚は本当に入手しにくく、特に秋〜冬にかけてはいつも困り果てています。しかしながら、地産地消という言葉があるように、その土地で採れたものをその土地で頂く、ということはとても望ましいこと。東京に来る前に東北地方で消えてしまうのも、決して悪いことではありません。
むしろ、東北のものを味わいたいなら、東北へ行け(来い)!というほうが健全なような…
しかし山形の美味しさをちょっぴり東京で味わってもらってそれがきっかけで山形へ行ってみよう!なんてことになれば、それはフクモリにとって理想的なこと。。
東京で山形の食材を提供するというのも、なかなか悩ましい部分もあるのです…。
食欲の秋、紅葉の秋。
やっぱりこの季節には山形県へ「新米を食べに」なんて理由で訪れてみるのも乙デスネ。そしてその際は是非、
亀や、
滝の湯、
葉山舘へご宿泊を…☆
ちなみに今年の「つや姫」の新米はフクモリでは10月中旬から(そろそろですね)!
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2012年9月19日
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2012年9月7日
最近はお陰様で単独で取材を頂いたりしているタナフクモリですが、最近仲間入りした商品たちをご紹介したいとおもいマス。
まずひとつめは、お隣のアガタ竹澤ビルさんにアトリエを構えている『n100』さんが出版している『talking about』。
この表紙で中身が悪いわけないですね。
n100は、元マーガレットハウエルのデザイナーの大井幸衣さんと橋本靖代さんのお二人が立ち上げたブランドで、そのセンスの良さとクオリティの高さから、「本物の良さを知る凛とした大人」みたいな方々に多く好まれていそうなブランドです(想像)。
「以前はブランドのカタログを作っていたんだけど、本にしちゃったほうが良いんじゃないかと思って」
とおっしゃったのは大井さん(説明だいぶ端折ってしまいましたが、、)。
でもこの本は決してブランドカタログ本ではありません。大井さんと橋本さんと交流のある岡戸絹枝さん(元クウネル編集長)の編集で、有山達也さん(クウネルのAD)のArt Directionで、齋藤圭吾さん(クウネルでもよく写真撮られてます)が写真を担当されている、という、とっても贅沢な雑誌なのです。
vol.2の特集はマーガレットハウエルさん。ステキですよ〜!
そしてそのタイトルどおり、この本は様々な人のtalkで成立っています。デザイナー、スタイリスト、編集者、作家、料理家etc…様々な方への丁寧なインタビューは、その人のパーソナルな部分とファッションが見えて、とても興味深い。
し、しかしながら次号の予定を聞くと、
「次号はいつ出るのかしらねぇ〜。岡戸さん次第かしらねぇ〜」
なんて具合にどこまでもマイペース(笑)。大井さん&橋本さんもすこぶるおしゃれな素敵な女性なので、銀髪混じりのショートヘアのお二人が馬喰町の街を颯爽と歩いている姿はちょっとしたものです。フクモリにもよくいらして頂いているので、遭遇できたらラッキー☆ですネ。
さて、そして二つ目の紹介はこちら。
このジャケで中身が悪いわけがない。
阿部海太郎くん4年振り待望の新アルバム!待ってましたーー。
そのタイトルは、『Cinemashka, chika-chika cinemashka』(シネマシュカ、ちかちかシネマシュカ)。
アルバムは、まるでスキップしながら映画館に向かうかのような一曲から始まります。そしてそこからアルバムを通して広がっていくめくるめく幻想の世界…。
本作は映像作品や舞台、展覧会などに制作された作品たちに、新曲を交えたアルバムとのことですが、タイトルが示すようにまるで映画を観ているかのように様々な場面が展開していくのがわかります。一度その心地よい空気に触れたら…ちかちかとめまいを起こしながらでも、何度でも体験したくなることでしょう!
フクモリでは全曲視聴も可能ですので、ご来店頂いた際には是非遠慮なく観て(聴いて)行ってくださいませ。
ちなみにシングルカット制作されたアナログ盤も販売しておりますヨ☆
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2012年8月27日
姉妹店「イズマイ」がオープンして早くも10日が経ちました。
“本と珈琲とパイ”と謳っているだけに、ドリンクでよく出るのは、珈琲。
こちらはテイクアウト用(コースターは付きません)
珈琲の種類は今のところ一種類で、オリジナルの『イズマイブレンド』のみなのですが、このブレンドを作ってくださり、今回珈琲の監修を務めてくださったのが、墨田区は錦糸町にある『
すみだ珈琲』さん。
そんなわけで、今回はちょっとすみだ珈琲さんについてご紹介したいと思います。
スカイにツリーが映えてます。
JR錦糸町駅北口に降り立ってまず目に飛び込んでくるのは、今話題のスカイツリー!大きいなぁ…近くに見えるけど実際はもっと遠いんだよなぁ。。などとスカイツリーを眺めながら歩いていると、あっという間の5~6分。
外観からしてついつい覗かずにはいられないです。
道路の向い側に聳え立つorinasとは対照的な昔ながらの一軒家。
中に入るとまず大きな焙煎機がお出迎えしてくれます。巨大ですが店内に溶け込んでいて全く邪魔ではないところがサスガ。
眩しいくらいにフォトジェニック。実際。
すみだ珈琲を営んでいらっしゃるのが、こちらの廣田さんです。
カウンター越しにドリップしてくれます。
丁寧に淹れて頂く一杯の、美味しいこと!
意外と合うんですね、硝子に珈琲。
すみだ珈琲さんでは、地域にちなんだものを…ということで、江戸切子のグラスで珈琲を頂けるのです。素敵ですよね!
私はこの日、『東ティモール』と『エチオピア』のストレート2種を頂いたのですが、全く違う味わいがあって、その個性を味わうのも楽しかったです。東ティモールの豆なんて初体験でしたが、これが軽やかでスッキリしながらも風味豊かで、夏でもホットでぐいぐい飲みたくなる感じ。思わず豆を購入して帰ってしまいました。
ちなみにイズマイでお出ししているオリジナルブレンドは、“しっかりとした深みと苦みと豊かな風味が特徴の大人のブレンド”という感じで、軽やかな雰囲気とはまた違う、じっくりゆっくりイズマイながら味わう感じに仕上がっております。
そして、店内には江戸らしく素敵なてぬぐいも販売されていて、こうしたひとつひとつが何となくゆっくりと落着く空間を演出しているのかも知れません。
お土産コーナーって何でワクワクするんだろ〜!って落着かないのも事実ですが。
そんなわけで、イズマイブレンドのルーツ、ここに在り!と胸を張って言える素敵なお店であります。
機会がありましたら是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
香ばしい珈琲の香りとともに、ゆっくりと落着いた時間を過ごせるはずですヨ。
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2012年8月17日
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2012年8月9日
2010年より毎月開催されてきた、中島ノブユキさんによる定期演奏会
“pianona”は、少しの間お休みすることになりました。
以下、中島さんよりコメントを頂いております!
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大切な場所、フクモリでの月例ピアノ演奏会「ピアノナ」を一休憩するにあたって
7月のピアノナをお休みさせていただいてからその後8月の告知も出来ないままになってしまってました。
ピアノナを楽しみにしてくださっている皆さまに「一休憩」のお知らせをしなくてはならないという残念な気持ち…。
ピアノナをひとまず今年いっぱいお休みさせていただけたらと思っています。
(現状確定している)9月末からのジェーンバーキンさんのワールドツアーが年末まであって物理的に開催が不可能なこと。
そんなわけで月によって開催したり休止したりと言うことでバタバタしてしまうのでいっそしばらくお休みを頂き、すっきりと復活したい、と言うのが理由です。
ピアノナの大おかみ”Fさん”とも相談いたしまして来年にはまた開始したいと思っています。
またその時には相変わらずのピアノナとして復活いたしますので待っていてくださいませ!
中島ノブユキ
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そして暫くの間pianonaの演奏を体験できない皆様(&自分自身)に…
今年5月に行われたpianonaの模様をyoutubeにアップ致しました!
この日は「即興演奏」だったのですが、開始から中島さん自ら照明をぐぐっと落として(フクモリの照明がどこにあるか迄把握されてますから、ご自分で自由自在です)演奏されました。
もう、ピアノを弾いている中島さんの姿すら肉眼では捉えられない程真っ暗だったのですが、
半ば強制的に視界を奪われたその世界は、目をつむって音楽を聴くよりも不思議な感じで、
また何の導でこんなに美しい音色が次々を流れ出てくるのかも不思議で、
その音に深く触れられたとても贅沢なひとときだったのでした。
その辺の演出も決してわざとらしくなく、ごく自然にしてしまうところがまた、
中島ノブユキさんなのですよね。
また生演奏を体験できる日を楽しみに待ちつつ、ジェーンと世界を駆け巡る中島さんのご無事を、皆で祈りましょう〜!
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