2009年4月 のアーカイブ

オープンテラス。

2009年4月14日 火曜日
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5月の穏やかな日差しの中で、昼間っから白ワインを頂いていた、

数年前のニューヨークはウェストヴィレッジ。

良いオープンカフェの思い出といえば、正直言ってそれくらいしか無い。

何と言っても東京は、オープンカフェには不向きな条件が揃いすぎていると思う!あまりにも多い人と車に狭い道路…。

 

ところがですね、ここのオープンはいいですよっ。

 

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右下が私のPC、そして目の前で作業の披露をしてくれる職人さん。


 

と言ってもこの写真では全く伝わらないと思いますが…。


路上に向かいつつPCを開いている状態です。まさに“オープン”です。

いや、単に今日は店内に足を踏み入れられなくて、こうして小さなテーブル付きの椅子(学校で使うような)でPCと共に仕事をしていただけなので、オープン“カフェ”ではないのですが。。

 

それでも、職人さんや行き交う人々(あまりいないけど)を眺めながら、こうして半分(?)外に居ながら仕事をするのも楽しいですね。

が、

やっぱりこの場所で白ワインを飲むのが待ち遠しい♡


 

 

まるで家具屋さんみたいな本日の店頭。

まるで家具屋さんみたいな本日の店頭。



 

 

 

インターナルオープン。

2009年4月13日 月曜日
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本日は、『インターナル・オープン』なるものを行いました。

これはどちらかというと“おまじない”に近い意味で、良い日和に内輪決起会みたいなことをする、というものです(たぶん)。

本日のメンバーは、山形から亀やの阿部さん、calm+の松浦さん、K.K.H.Kのボス、それにany-のプロジェクトに関わっているフォトグラファーの亀山ののこと、フラワーアーティストの横山幸子。any-はこの「フクモリ」に、女性らしい観点から色々なアドバイスをしたり、お店の定休日には、写真やフラワーコーディネートのワークショップなどもする予定です!

自ら掃除をしだす亀山ののこ。アンタはエライ。

自ら掃除をしだす亀山ののこ。自然にそーゆうことをしちゃうアナタが素敵です。



お店の完成はまだまだですが、こんなふうにカウンターや椅子が入ってきて、カフェらしい要素が揃ってきました。キッチン担当のかおるさんには簡単なピンチョスを作って来てもらい(まだ厨房が出来上がっていないので)、みんなで頂きました。

左がキッチン担当のかおるさん。

左がキッチン担当のかおるさん。



ついでにみんなでワインの試飲などもして、お店に置くハウスワインを決めました。ワインに関してはやっぱり女子のほうが強い!(というかうるさいだけ?)特に美食家でもある幸子は、ワインに対しての味や香りにもはっきりと厳しい意見を述べていた。

あ、そうそう、お店に置く日本酒のほうは私が選ばせていただいたので、みなさまお楽しみに☆

in山形(二日目)。

2009年4月11日 土曜日
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朝は元気なわんぱく卵の目玉焼きで始まり!

 

ちなみにこれは旅館の朝食メニューにはありません。あくまでも試食用なのです。

ちなみにこれは旅館の朝食メニューにはありません。カフェメニューの試食用です。



 

白身はキュッとお行儀よく詰まっていて、黄身(生の状態)はお箸でつまめる程弾力がありました。

目玉焼きの味付けといえば、醤油派とソース派に分かれますが、本日の私は“何もかけない派”でした。

 

朝食の後は少し周辺を散策。近所にはこんな趣のある公民館や、

 

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こんな公民館。



 

バス停があり、ゆったりとした時間が流れています。

 

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こんなバス停。



 

 

その後は、楽しみにしていた「コフィア」へGO!

 

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ココがコフィア。



 

コフィアさんは今回珈琲豆の提供をお願いしているお店。

マスターの門脇さんは、かの名店、吉祥寺「もか」の標交紀さんのお弟子さんで、珈琲へのこだわりはもちろんのこと、日本でも指折りの珈琲を淹れていただけるお店。とのお言葉は亀やの阿部さんより。

 

心弾ませながらお店に伺い…

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うっとりしながら生まれて初めて、あんなに美味しい珈琲をいただきました…。

 

そんなわけでしばしトリップしてしまっていたので、写真を撮らねば!と気づいたのはすっかり飲み干してから。スミマセン…

しかしどちらにしても私の写真技術ではあの美味しさは表せません。

 

そして午後からはデザートを提供していただくアル・ケッチァーノさんへ行く予定でしたが、私は別件で用事があり、ひとり東京へ。ここでみんなとお別れです。

 



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このワゴンがピンクの番組あったな。


 

みんなを送り出した私は再びコフィアに戻り、バスが来るまでの時間を過ごすことにしました。

私のあまりの荷物の多さ(主にお土産)に驚いた門脇さんは、気さくにカウンターの席を勧めてくれたので、お言葉に甘えてカウンターの席へ。珈琲の淹れ方を堂々と盗み見ながら「しめぎモカ」を頂き、ご近所に住むマダムと談話しながら優雅な時間を過ごさせていただきました。

もちろん、更に荷物をふやして珈琲豆をいくつか購入して帰ったことは言うまでもありません。

 

そして本日からは、ネルドリップの修行に入っております。

 

 

 

in山形(一日目)。

2009年4月10日 金曜日
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キッチン担当のかおるさん&ご家族(だんなさま&お子さま)、濱ちゃん、ウッチー、ボス、私、という一行。


 

やってきました。山形へ!

12:10発庄内行きのANAに乗り込み、約1時間。翼の王国を読み終える前に、千葉より近いんじゃないか?と錯覚するくらいあっという間に、私たちは摂氏23℃の山形に着きました。

空港では亀やの阿部さんがTシャツ姿でお出迎え。私たちは早速、空港から車で15分程度で「亀や」さんへ到着。はやい!

 

山形へ何をしに来たかというと、カフェのメニューとなる食材関係の確認(もちろん大事なお仕事)です。

 



入り口から眺めた素晴らしい中庭のご様子。

こちらが本日お世話になる亀やさん。イイ旅館オーラ全開です。



 

商談前に荷物を置きにお部屋に通されると…

 

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オーシャンビューーーー!!

お部屋の大きな窓からはご覧の通り、日本海が一望です。バリやハワイの海とは違って、心に染みるように落ち着くのは、やっぱり日本人だからかしら…。

さて、大きなオーラをもらって仕事にとりかかり始めました。

 

 


14時:井上農場さん

まず最初にお会いしたのは、有機質肥料を使った「特別栽培」にこだわって、お米とお野菜を生産されている、井上農場の井上馨さん。

 

chari-chariの井上馨さんと同姓同名!ってコトで私の中では勝手に「シャリシャリ」さんと命名

chari chariの井上薫さんと同姓同名!ってコトで勝手に「シャリシャリ」さんと命名させていただく…。



 

通常使用する農薬を7〜8割減らした特別栽培への拘り、さとうきびの蜜や海草エキスを使用したお米作りなどは全て「お客様の幸せのために良いものを提供したい」という井上さんの真摯な思いから。季節毎の野菜の美味しさや、何よりも農業に対する熱い思いが伝わってきました。今の季節はトマトと小松菜を銀座の松屋さんにも卸しているそうですヨ。

 

 

15時:平田牧場さん

 

お肉だけにだいぶ赤みがかった写真になってますな。

お肉だけにだいぶ赤みがかった写真になってますな。



 

三元豚」で有名な平田牧場さん。美味しそうなサンプルを大量に持ってきていただきました…。

写真のものは既に商品化されているもので、庄内空港などでも販売しています。この後、ビールと共にサンプルを美味しくいただきました☆

ソーセージは是非、フクモリで出したいなぁ〜。

 

 

16時:鮮魚まるもんさん

お肉の後はお魚です。山形では「しょうゆ漬け」の調理方法がメジャーということで、銀ダラのしょうゆ漬けや、ますをお持ちいただきました。

 

どの魚をどう調理したら山形らしくなるか?など相談しながら商談を進める。

どの魚をどう調理したら山形らしくなるか?など相談しながら商談を進める。



 

この庄内地方では魚拓のことを別名「勝負」と言うらしいのですが、それはその昔、この地方のお殿様が村人の身体を鍛えさせる為にわざわざ海まで歩かせ、釣りで勝負をさせたことが由来とか。

そんなお魚にまつわるお話を交えながら、ひとまず安定して供給していただけそうなお魚リストを後日頂くことに。

 

これで本日の食材関係の商談は終わったのですが、「山形の食材」で「旬なもの」に拘ったメニュー構成というのはかなり難しいということが判明。さてさて、この食材たちがフクモリでどんなメニューに変身していくのか、乞うご期待!

 

美味しすぎたアスパラガスとうどの塩ゆで。これはカフェで出したいな〜!

美味しすぎたアスパラガスとうどの塩ゆで。を東神田で!



 

 

 

 

ばたばたしてきました。

2009年4月9日 木曜日
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今日は、グランドメニューやドリンクメニューの詰めや、スタッフの選定など。

キッチンのリーダーに任命されたかおるさんは、和食をどうカフェに落とし込んだら良いか?をウッチーと話し合いつつ、どんなキッチンスタッフが必要か?を話し合う。

 

ホールを仕切るバリスタの濱ちゃんは、カフェの音楽&音響担当でもあり、スタッフの教育係。

『近所の人が気軽に立ち寄れて、メニューでちゃんと会話できるお店にしたい。』というアツいハートを持った濱ちゃんは、音楽のセンスも良くて、今後が楽しみ☆

 

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左から濱ちゃん、ウッチー、かおるさん。濱ちゃんはその人柄と同じくらいファッションセンスも良い。



 

そして明日からなんと一泊で山形へ研修に!

今から楽しみ〜☆

 

 

 

流れ作業。

2009年4月8日 水曜日
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ここのところ毎日、色んな職人さんが入れ替わり立ち替わりやってきます。

水漏れチェック→配管設置→配線→壁制作。

 

その潔い分担作業っぷりはまるでケーキ工場のよう。でもケーキのように甘くも無いどころか食べられるわけでもなくて、大きな「場所」になるというのに作る行程は似ている。

 

って不思議なものです。

 

 

 

 

プレ&オープン日決定。

2009年4月3日 金曜日
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一昨日から進んでないように見えますが、ちゃんと進んでいます。

もう釣り堀に水は溜まっておらず、今日は配管の設置など。

 

厨房の中にはたくさんの器具や機材が置かれていますが、その床下もまた、実にたくさんの配管があることを知りました。そのために厨房っていうのは床が少し上がるんですって!(今度ぜひ飲食店の厨房の床の高さをチェックしてみてくださいっ)勉強になります!

 

夕方からはアトリエタイクさんとAID-DCCの谷口さんと打ち合わせ。

 

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左から谷口さん、アトリエタイクの飯島さん、臼田さん。



 

アトリエタイクさんには、「フクモリ」のロゴマークからDM、メニューに至るまでのデザイン全般をお願いしています。今日は4月30日に決定したプレス向けオープニングパーティーの招待状やおみやげについての打ち合わせ。

AID-DCCさんにはany-のウェブサイトを制作してもらっています。

この方々の素敵なセンスと素晴らしい対応力にはアタマが下がります!

全く心強い!

 

あ、4月30日のプレオープンにお招きしたい方々のリストも制作しなきゃ…。そして、グランドオープンは二年に一回行われているという、神田明神のお祭りがある5月8日にめでたく決定!

 

 

 

スタッフ面接。

2009年4月2日 木曜日
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今日から、カフェスタッフの面接スタート。

募集をかけたら約70名もの応募があり

(応募してくれた方々、ありがとうございました!)

お店は『人』が重要。という考えはフクモリ運営者全員が一致している意見だし、その人が持つ“雰囲気”を、書類だけで判断する能力を持ち合わせていなかった私たちはとりあえず…

応募者全員と会うことに。

 

それと同時に食器を決めたりワインの選定をしたりで、簡易デスクの上はこの散らかりよう…

 

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お茶やらお酒やら書類やら…



 

あぁ…

人は書類で判断できないけれど、人のデスクを見ればその人がどんな生活を送っているのか、

の想像は、つくと思う…。

 

 

 

東神田に釣り堀。

2009年4月1日 水曜日
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未知との遭遇的釣り堀。



 

釣り堀?

みたいだけど釣り堀じゃないです。もちろん。

このコンクリートに囲まれてる部分が二ヶ月後には『厨房』になるところ。

でも今は釣り堀にしか見えない。

 

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いー空間です。



 

釣り堀のすぐそばに簡易的なテーブルを設置し、ミーティングなどをしています。

何かを作る過程も楽しいけど、作られていく過程を見るのも楽しい。

この未完成な状況!完璧なディズニーランドよりもずっと面白い。

 

現場職人の方々へ>

毎日お邪魔しているうえに観光客みたいに写真撮影なんかしててスミマセン…。